強欲でどうしようもないあなた方を、絶対に許さない!


森園和重

2012年8月31日、首相官邸前にて

福島県郡山から決ました森園です。野田首相、ご無沙汰です! あなたは、あなたは問責決議が出ても、原子力規制庁人事を通そうとしている! 異常な行動だと思いませんか? 福島県の子どもたちを放っておいて、アメリカや原子力村の言いなりになり、何を進めて、私たちの命、健康、財産を守ることができるんですか?

今、子どもたちにも大人の間にも、甲状腺に嚢胞がシコリが見つかっている、この事実を、あなたはどう責任を取るんだ?! 国会議員の皆さんも、そのバッチを外して、福島第一原発の作業員として、とっとと収束作業にあたりなさい!

地元に帰って、選挙活動している場合じゃないじゃないか! 私たちはしっかり見極める! 最初からずっと私たちに寄り添い、良識ある行動を取ってきてくれた議員を支持します!

女性は、もう日本中の除染も世界の除染も、騙されない! 本当に怒っていることを思い知るがいい! 絶対にあなた方、強欲で、強欲で強欲でどうしようもない、あなた方を私たち福島県民も、日本中の女性も、絶対に許さない!

子どもの命を、助けることをまず第一に考えて、再稼動、規制庁人事、撤回しなさい!

以上。

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ここは女風呂です


武藤類子

2012年8月29日「女たちの一票一揆」発足集会(衆議院第一議員会館)より

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今日は北海道の泉かおりさんが提案者になってくださって、「一票一揆! 女が変える! 政治もくらしも原発も!」というタイトルで一回目を開くことになりました。

どうして、女たちの定期的な集まりというものがあったらいいかなっていうふうに私が思ったかって言いますと、このもの凄い原発事故が起きて、私はこの世の中はひっくり返ると思ってたんですよね、もう。色んなものがどんどん変っていくっていうふうに思ったんですね。ところが、大飯原発の再稼動に象徴されますように、何だか、変わらない、何も変わっていかないじゃないかって、そういう思いがもの凄く強くしています。

もちろん市民の間で変わっていることはドンドンあるんだけれども、特に政治の場で、なかなか変わっていかない。そういうことを凄く感じています。で、こんな原発事故が起きて、日本中に放射能が降り注いで、人々が本当に困難な毎日を暮している中で、今、世界が変わっていかなければ、私たち一人ひとりが大切にされる世界というのは、生まれないんじゃないかと思うんですね。

本当に新しい価値観ていうのをこの場で作っていかなきゃならないんじゃないかっていうふうに思っています。そのためには、今まで本当に男の人たちがたくさん、この社会の矢面に立って、経済成長をしてきました。でも、その蔭でやっぱり色んなものが犠牲にされていたっていうふうに思うんですね。

それで、ここは一つ、女も、女こそが、前に出て、色んなことを考えて、そして、作っていかなくちゃならないっていうふうに思っています。

私、福島原発告訴団っていうのをやっているんですけれども、その告訴をする被告訴人は一人の人を除いて全員、男性なんですね。その被告訴人の人は。だから如何に、この原発社会というものも男性が作ってきたんだっていうことが、分ると思います。

それで、特に男性を排除したいと思っているわけではありません。言わばですね、ここは女風呂だと思っていただければいいんですね。女がお風呂の中であれこれ喋りながら、新しい何かを考えていこうよ。あの、何かいい道を探っていこうよ。そういう思いで、女たちの集会というのを、やりたいな、というふうに思いました。

ちょっとこの政治のことに絡めてお話ししますと、私の友達にルワンダ人がいるんですね。ルワンダという中央アフリカの国の人です。マリー・ルイズという友達なんですけど、その国は今、女性の国会議員が54%なんだそうです。25%は女性で占めるっていうことが法律で決まっているんですけども、ちゃんと50%を超える人が女性の国会議員になっているんですね。

で、そのマリー・ルイズに「どうしてそんなに女の人たちがたくさん国会議員になっているの?」って聞いたんですね。もの凄い内戦があって、たくさんの男の人がお互い殺し合ったわけですよね。それで男の人がいなくなったからなの? って聞いたら、「違います」って言われました。やはり男の人たちに任せておいたら、こうやってお互いを殺し合う戦争がまた起きるから、だから女性がまだ出ているんだ、っていうことを彼女が言っていました。

実際、どんなふうに今、ルワンダの国がなっているのか、私もよくは分らないんですけれども、やはり、平和、そして人々が気持ち良く行きられる世界というものに、女の人が生活の中から、ご飯を食べてる、お箸を置いて、そして平和のために駈けつける、みたいなね、そんな感覚がとても大事なんじゃないかなっていうふうに考えています。

今日、お集りくださった皆さんお一人おひとりが本当に、この世界を変える力をもっているんだと思います。だから皆で話し合って、ワイワイと女風呂で話し合うような気持で話し合って、何かが生まれていけばいいなって思います。

原子力規制委員会、人事案を撤回してください!


満田夏花

2012年8月20日、首相官邸前抗議行動より

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野田さん! 細野さん! 国会議員の皆さん! この滅茶苦茶な規制委員会の人事案、撤回してください!

私たちは、こんな原子力村だらけの人事案は認めません! これでは、原子力規制委員会ではなくて、原子力推進委員会の人事です。野田さん、細野さん、まだ間に合います! この無茶苦茶な人事案を今すぐ撤回してください!

細野さん、あなたは、この田中俊一さんを、評価しているようですが、あなたの評価基準を私たち国民にちゃんと説明してください! あなたがトップの、原子力規制庁準備室は「いちいち市民の要請には応えられない」というびっくりするような理由で、私たちの会合を断わってきました。これはどういうことなんでしょうか!

原子力規制庁準備室は透明性高く、プロセスは公正中立で、国民の信頼を回復するために規制委員会を設置しようとしていたんじゃないんでしょうか。それなのに、「いちいち市民に説明することはない」と言って、市民との会合を断るのは、本末転倒じゃないですか!

あの原子力安全保安院ですら、私たちとの会合を断ったことはありません。酷い人ばかりでしたが、一応、保安院としての立場を説明していました、説明になっていませんでしたが。あなた方は、この保安院にも劣りますよ。

規制庁準備室の森本室長! あなたは環境省出身ですよね? 環境省というのは、元々、公害に苦しむ弱い人たちの立場に立って、国、行政の姿勢を糺すために、設置された役所なのに、いったいこの20年間で、何がどうなったのか。大きく変っちゃいましたね。いったいあなた方は、国民との、市民との、対話を拒むようになったのでしょうか。おかしいです!

田中俊一さんは、100mSvまでは健康に影響がない、自主的避難には合理性がない、として、自主的避難の方の賠償に最後まで反対されました。こんな人を原子力規制委員会の委員長として私たちは断固として、認めたくありません。

国会議員の皆さん! 決めるのはあなた方です! 党の方針とか、いうのではなくて、自分の良識に立って、この酷い規制委員会人事案、断固として反対してください! このような滅茶苦茶な案は差し戻してください! 数の論理で、民主、自民、公明の数の論理で、この滅茶苦茶な案を、国会で強行採決することは絶対に認めません!

国会議員の皆さん! 今、市民たちが、あなた方の事務所を訪問して、アンケートの回答を求めています。ちゃんと私たちの考えを説明しました。次はあなた方があなた方の考え方を説明してください!

あなた方は、私たちの代表であるはずです! 私たちの考えをキチンと聞いて、このとんでもない原子力推進委員会の人事案を、差し戻してください! 否決してください! 私たちは有権者として、あなた方の行動を見ています。各党がどんなに綺麗なマニフェストを掲げたとしても、私たちはもう、信用しません!私たちが見ているのは、あなた方の実際の行動です!

この原子力推進委員会の人事案の会合を一つ一つ、注意深く見ています! すべて公開します! あなた方の次の選挙で、私たちの票が欲しいと言うのならば、この人事案、絶対に否決してください!

告訴の受理決定を受けて


武藤類子

原発事故の啓示告訴・告発が東京地検に受理された後に行なわれた、自由報道協会主催の記者会見(2012年8月6日)より

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どうも今日は。福島から参りました武藤と申します。

福島原発の事故というのは本当に想像を絶する大きな事故だったんですね。それで私たちは事故から今まで本当に困難な暮しというものを強いられてきました。約1年くらいたった頃にですね、本当に私たちのその困難さ、悲しさ、苦しさ、それに比べてこの事故の責任を果して誰が取ってくれたんだろうか、誰が本当の責任者なのか、それすら分らない、そういうふうな状態であったと気がついたんですね。

それで、その時に、私たち一人一人のもつ困難をどこに訴えていいかも分らない、そんな状態だったんですけれども、偶々広瀬さんと明石さんが行なわれた告発について知ることになったんですね。そして、今紹介された本(「福島原発事故の犯罪を裁く」)を読みまして、「なるほど、こういう方法があるんだ」っていうことに気がつきました。

そして福島の市民の間でそれを勉強しまして、皆で本を買って読みまして、それから今年の2月だったと思いますけれども
広瀬さん、明石さん、そして保田先生を招いて、学習会を開きました。

告発と告訴の違い…私もまったく分らないような状態だったんですけれども、その中で分りやすく説明していただいて、そしてそこの会場は約50人くらいに人たちが来ていたんですけれども、口々にこの原発事故によって受けた被害の辛さ、苦しさを訴えて、これを何とかしたいという思いを沢山語ってくださったんですね。

それで、やはりこの告訴っていうものしかないだろうっていうことになりました。そしてそれからまた準備をしまして、今年の3月16日に「福島原発告訴団」というのを結成するに至りました。それから約3ヵ月、6月の11日だったんですけれども、そこまでの間に福島県に住んでいる者、それから福島から避難した者、そういう人たちに呼び掛けて、告訴人を募りだしました。

5月ぐらいの段階でもまだ仲々人が集っていなかったんですけれども、告訴人の一人がまた二人の知り合いにこのことを伝えていこうということで、本当に口から口へと伝わっていきまして、6月11日には1324人の告訴人が集りました。そして福島地検に告訴をするに至りました。

それからしばらく…その時はまだ正式に受理はされませんで、この書類を、告訴状を預かった、という、そういう書類だけを頂いて帰ってきたんですけれども、どんな風に受理されていくのか、そのことがとても心配で、そのことをずっと固唾を飲んで凝視めていた、というそういう状態だったんでえすけれども、8月1日の日に、告訴を正式受理という報告を受けました。

ちょうどその日は福島で「エネルギー環境意見聴取会」っていうのをやっていたんですね。で、その中で、私のメールに保田先生からのご連絡が入ったんですけれども、その意見聴取会の中でも、30人の人が意見を述べたんですね。で、その中で、本当に全員がですね、原発は30年も待たずに即時にゼロにして欲しい、それはどうしてかと言うと、私たちがこの原発事故で本当に生活を根刮ぎ替えられてしまうことになって、そして、人権を踏み躙られたという思いを、皆、切々と語っていました。

本当にそれだけ私たちにとっては大変な、生き方を変えさせられてしまうようなことだったんですね。そのことに対して、誰も責任と取らない、どこに責任があるか分らないというのはとてもおかしなことだと思います。そして賠償についても;東京電力が主導して賠償を決めるっていうこともおかしなことですし、私たちにとっては本当に不思議なことだらけだったんですね。

そしてこの事故の原因追及もされないままに、大飯原発が再稼動されることとか、それから新しく規制庁の人事がされていくとか、そういうことに関して私たちは、不思議に思うこととか驚き、呆れ、そしてまたがっかりして傷付いていく、そういうことの繰返しでした。

でもこの告訴が正式受理されまして、これから捜査が入るっていうことなんですけれども、そのことに本当に期待したいというふうに思っています。国会事故調、色んな事故調査委員会の中で解明されなかった部分にも、切り込んで、しっかりと事故の責任追及というものをして欲しいなと、心から思っています。

私たち、第1次の告訴が終りましたけれども、これから、第2次告訴をしたいというふうに考えているんですね。それは、全国展開をしていきたいと思っています。福島県民はほとんど皆、被曝の中に生きているわけですけれども、放射能というのはほぼ日本中に降りました。そして日本中の人がこの原発事故によって色々なことを感じ考え、そして傷ついたこともあるし、とても困難を強いられていることがあると思うんですね。そういう人たちと繋がって、ぜひ、沢山の人でこの事故の責任を追及していきたいというふうに考えています。

そして、この沢山の人が事件を追及したいのだという、その世論の高まりが検察の後押しをしていくことになるのではないかというふうに思っていますので、これから、その第2次告訴に向けて今、準備をしているところなので、各地に約8つぐらいの事務局を作る予定なんですね。それが揃いましたら、また改めて記者会見もしたいというふうに考えております。

どうか皆さん、この福島原発告訴団、そして広瀬さんたちの告発、そのことに関してしっかりと関心を持って凝視め続けていただきたいな、と思います。

よろしくお願いいたします。

大きな痛手を蒙った福島県に棲む当事者だからこそ言える脱原発


蛇石郁子

「エネルギー環境会議・福島県民の意見を聴く会」(2012年8月1日=政府主催)より

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25番です。蛇石郁子と申します。郡山市の市議会議員をしております。

私は3月11日以降、大変な災害の中、市内を駈け巡り、そしてまた原発事故以降、やはり眼に見えない恐怖に曝され、自らも被曝しております。

政府が一番やらなければいけなかったことは、原発事故が起きた時に子どもたちの命をどう守っていくか、ということだったと思いますが、福島県内においては、それが確実に実行されたとは言えません。まだ、測定されない中、本当に危い子どもたちをアメリカでは80キロの方に避難させましたけれども、そういった手は日本では打てませんでした。そこで沢山の被曝に曝され、そして放射線の防護に対しても、キチンとした情報が与えられなかった、無駄な被曝が強いられたと思っております。

では、私の意見表明をいたします。

私はゼロ被害を求めます。再稼動は認めず、原発の即時廃炉の意見を表明いたします。原発はいりません。3月11日、大震災による原発事故によって、福島県民は健康に生きる権利をことごとく奪われてしまいました。そして日本中に、世界中に放射能汚染を拡げ、世界の人々に、子どもたちに、大きな迷惑をかけた事実は日本人の一人として大変恥しく、情けなく思っております。

もっとも懸念することは、感受性の強い子どもたちへの影響です。健康に悪影響を及ぼす恐れのある放射性物質の拡散はホウシャたちを大きな恐怖と不安に陥れました。そして、放射性物質による環境汚染は子どもたちが健やかに遊び、育ち、学ぶ環境をことごとく奪いました。

郡山市においては、教室にクーラーはまだ設置されておりません。この厳しい環境の中で、我慢を強いられております。政府による正確な情報、安全な食品を提供されず、無用な内部被曝、外部被曝を受けたのです。多くの命、財産、かけがいのない美しい故郷を奪われ、苦悩を心の底から理解していただきたい。

特に、原子力政策を推進してきた人々、政府、電力関係者の方々にです。年間、100mSvまで安全である、という政府関係者、学者の方々は、福島県から遠くにいないで、ぜひ、福島県内棲み続けていただきたい。そして福島県民とともに同じように低線量被曝の中で飲食し、生活していただきたい。

原発・放射性廃棄物は人類と共存できません。放射能の拡散は倫理上許されないことです。ですから私は原発や放射性廃棄物の対外輸出にも反対です。日本のみならず、世界中から原発を無くすこと、核の廃絶を強く求め、戦争のない平和な世界を築くことが私たち大人の使命であると考えます。

ゼロシナリオを求める理由:私は原子力政策への不信感をどうしても払拭することができません。過去の政府の対応と電力会社の企業体質の問題、情報の隠蔽、事故の過少評価など、正しい情報提供と情報公開がなされなかったことです。

また、地震事故が起きた時、暴走を止めることができるのか疑問です。高い放射能数値の中、汚染水処理と危険で苛酷な作業を行う人が絶対必要ですが、果してそれがどのように確保されるのでしょうか。原発事故による経済損失は数十兆円という国家存亡に関わる規模です。国民への負担増を強いる原発は、経済的にもあいません。危険な原発や作業は過疎地住民に交付金を押し付けますが、本当に安全なら都会に建設すべきです。

地方と都会:国民を差別・分断してはなりません。原発は人権の問題でもあります。なぜ再稼動を急ぐのか。安全対策より、結論ありきの電力会社温存の経済重視は、理解できません。

二つめ:東京電力第一原子力発電所の甚大な事故の受け止め方、認識が甘過ぎます。そもそも4つのプレート上にある日本列島は地学的に見ても活断層が多い地震国です。原発を稼動させること自体、極めて危険です。何時、3.11同様、またそれ以上の大地震が起きるか分りません。福島事故の経験から明かなように、一度事故を起せば完全に収束されるまで長期間かかります。私が収束を最後まで見届けることは極めて困難です。完全収束まで40年を要するなら、60歳の人は100歳になってしまいます。

福島事故の責任をいったい誰が取ったのでしょうか。将来の世代への大きな負の遺産はぜったい許されません。放射性廃棄物中間処理施設、最終処分地は未だに決められておりません。

原発に頼らないエネルギー対策への絶対転換へ、跳ぶことが必要です。私は今年の1月末ですが、脱原発に戻ったドイツの方を訪問しております。省エネの見込は省電力1割ではなく、3割削減も可能です。地域分散型・再生可能エネルギーの積極的導入、電力の自由化と発送電の分離など、システム改革をなぜ導入しないんでしょうか。管理に10万年必要な核燃料サイクル、再処理の余地を残してはいけません。

最後に、毎週金曜日の夜、首相官邸前に集っている数十万人もの国民の声を政府関係者は無視することはできません。「原発いらない!」「大飯原発再稼動反対!」は安全な生活と健康、エネルギーを求める国民の切実な声であり、願いです。3.11以後、国民の意識と行動は大きく変化しています。政府もまた国民に信頼される組織へと大きく変化することが重要です。

大きな痛手を蒙った福島県に棲む当事者だからこそ言える脱原発、ゼロシナリオが日本の希望の道であると断言いたします。放射能に怯えることのない、再生可能エネルギーで持続可能な社会を実現していきましょう。

よろしくお願いいたします。