22,000人以上の子供たちに 見つかった 新たな嚢胞と結節


IPPNWドイツ支部:福島の小児甲状腺がん症例数が100件以上に – 22,000人以上の子供たちに 見つかった 新たな嚢胞と結節

和訳:グローガー理恵

2015年6月10日

5月18日、福島県の甲状腺検査の最新結果データが公表された。その間、急速に成長した腫瘍や、または転移が見られた甲状腺がん症例のある計103人の子供たちが手術を受けなければならなかった。

それに付け加えて23人に甲状腺がんの ’強い疑い’  があるとの診断が下されている。ここで懸念されることは、過去2年間の間に、解明が必要とされるような検査結果がさらに増えているということである:最初 のスクリーニング(先行検査)においては、まだ何の甲状腺異常も検出されなかった22,837人の子供たちに、今、2巡目のスクリーニング (本格検査)で嚢胞や結節が確認されたのである。

しかも、その内の235人に見つかった嚢胞/結節のサイズが非常に大きかったため、さらなる解明が緊急に必要とされたのだった。これまでの時点で、 5人に新しいがん腫瘍が見つかり、手術が行われた。- もう単なる「スクリーニング効果」だけで説明がつけられない、憂慮すべき現象である。

そして更に、日本全国で甲状腺がん症例数がもっと上昇することが予測されなければならない。2013年のUNSCEAR報告書には、フクシマ原子力事故により日本国民が受ける甲状腺の集団預託実効線量 (生涯甲状腺線量の集団積算線量) は 【112,000人・シーベルト】になるであろうと推計されている。この数値にしたがい、BEIR-VII報告*のリスク係数【0.009/人・グレイ】 を用いて算定すると、およそ1,000件の甲状腺がん症例数を予測しなければならなくなる。しかしながら、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連 科学委員会)によって示された集団線量はシステマティックな過小評価に関わる数値であろうから、おそらく、もっとはるかに高い症例数を予測しなければなら ないだろう。

原文(ドイツ語)へのリンク:

http://www.fukushima-disaster.de/deutsche-information/super-gau/artikel/f8c64211e80db4835cad2d7c8d865abc/mehr-als-100-schilddruesenkrebsfaell.html

(注)

*BEIR 委員会:「電離放射線の生物学的影響」に関する委員会。米国科学アカデミー(NAS)/ 米国研究評議会(NRC)の下に置かれている放射線影響研究評議会(BRER)内の1 つの委員会である。もともとは、1954年のビキニ事件をきっかけに、アメリカ国内の放射線防護基準の策定に資するために設けられたBEAR(原子放射線 の生物学的影響)委員会が前身で、1970 年に名称変更されBEIR 委員会となっている。BEIR 報告は、アメリカ国内にとどまらず、国際的な放射線防護基準の基礎とされるICRP(国際放射線防護委員会)の勧告やUNSCEAR(国連・原子放射線の 影響に関する科学委員会)の報告にも大きな影響をこれまで与えてきた。(ソース:http://www.csij.org/01/archives/radiation_002.pdf )

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye3021:150625〕

福島原発告訴団第4回総会決議文


2012年に私たちが切なる思 いで行った告訴は、検察により不起訴とされたものの、2014年7月、東京第五検察審査会により東電元役員3人が起訴相当とされました。しかし今年1月、 検察は再び全員を不起訴としたため、現在東京第五検察審査会が2回目の審議を行っており、「強制起訴」となる議決が出されるか、日々大きな期待をもって注 目されています。今年1月に東電や保安院の津波対策担当者らに対して行った告訴は、たった2ヶ月半の捜査で不起訴とされ、現在東京第一検察審査会が審査を 行っています。2013年に行った汚染水告発は、福島県警が捜査を継続しており、未だ結論は出ていません。

この間、吉田調書を始めとする政府事故調査委員会の調書や、国土庁の津波浸水予測図など、明らかになった事実を次々に証拠として提出しています。東京電 力が、津波対策が必要であると分かっていながら、それを隠したり時間稼ぎをしたりしていたことも明らかになってきました。また、保安院もそれに加担してい ました。
津波対策は不可避であると認識し、対策を取らなければ不作為に問われるとまで認識しながらそれをせず事故を招き、多くの人々に膨大な損害を与えた者が、 どうして罪に問われないのでしょうか。どうしてこんなに長い間、刑事裁判すら開かれないのでしょうか。私たちの望みはごく当たり前の事ではないのでしょう か。

原発事故から5年目の今、被害はまだ続いています。溶け落ちた核燃料はどこにあるのかさえ分かりません。汚染水は大量に海へ流されています。未だ放射線 量の高い場所への帰還政策が強引に進められ、子どもたちの健康を心配する声はかき消され、被害者の非情な切り捨てが行われています。そのような中、原発の 再稼働、原発輸出が進められようとしています。
しかし、私たちは、あきらめるわけにはいきません。罪を問われるべき者たちを刑事法廷の場に立たせるまで、あらゆる働きかけを行っていきます。

私たちの告訴は、この厳しい状況の中で、小さくとも毅然とした抗いです。奪われた生きる尊厳を取り戻す誇り高い闘いです。子どもたち未来の世代、他の生き物たち、そして自分自身に対する責任の取り方の一つであり、新しい価値観の世界を創る道の一つです。
告訴団が築いてきた、「決してバラバラにならない、生きる尊厳を取り戻す、つないだ手を離さない」という想いは、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)の設立に繋がり、被害者たちが立場を超えて結集し、力を合わせて共に歩み始めました。
様々なつながりを力とし、多くの困難の中にあってもひるまず、くじけず、あきらめず、この原発事故の責任がきちんと問われるまで、確かに歩み続けましょう。

 2015年6月27日
福島原発告訴団 総会参加者一同
kokuso-sokai4-syozi___________________________決議を読み上げる三春町の庄司さん

福島の原発事故避難者の住宅支援の継続を求めています


ピースボート

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2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以来、ピースボートは原発災害被害者を支援するための運動をさまざまな市民団体と協力して行っています。今も原発事故が収束しない中、原発災害被害者はとても厳しい状況に置かれ続けています。

そのような中、福島県が自主的避難者の住宅支援を2017年3月末で打ち切ることを検討していると の報道がありました。この報道に接し、市民団体「沈黙のアピール」と国際環境NGO「FoE Japan」が共同で福島市、福島県に対して原発事故避難者の住宅支援の継続を求める要請行動を6月10日に行い、ピースボートも賛同団体として加わりま した。

現在、住宅支援の継続を求める署名を6月末まで集めています。住宅支援を打ち切られることにより、支援を必要とする多くの避難者が生活の再建を諦めざるを 得ない状況に追いやられます。ぜひ、以下より署名のご協力をお願いします。(原発事故子ども・被災者支援法3周年シンポジウムが、6月21日13時30分 から上智大学12号館502号室で開催されます)

「住宅支援の継続を求める署名」はこちらをご覧下さい

 

6・18東京検察審査会激励行動


福島原発告訴団

6月18日(木) 12:00~12:45 ランチタイムに東京地裁前にお集まりください。
東京検察審査会激励行動(東京地裁前)
*今回は、告訴団からバスは出ません。

 【同日開催:東電株主代表訴訟「口頭弁論」と「報告会&学習会」】
9:30~地裁前アピール(*傍聴券が抽選の可能性あり)
10:30~口頭弁論(東京地裁103号法廷)
13:30~東電株代「報告会&学習会」(場所:参議院議員会館 B109 参加費無料)
学習会:河合弘之弁護士「高浜原発仮処分決定と全国の脱原発訴訟の動き」
(入館証の配布は、13:00~13:30まで)

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沈黙のアピール&FoE Japan-6月10日要請報告


満田夏花

福島県内外の多くのみなさまのご参加および賛同ありがとうございました。アレンジしてくださった佐々木慶子さんに改めて御礼申し上げます。
また、避難者のみなさんから、たいへん切実なメッセージを預かり、読んでいて胸が痛みました。
FoE Japanがこの3週間あまりで集めた署名は、10,571筆、83団体となりました。ありがとうございました。

しかし状況は厳しいです。
福島県が国に要望している住宅支援対象は、去年までの「地震津波による被災者や原子力災害被災者」の記載は消え、「避難指示が継続している区域の避難者ら」と限定した記述に変わったとの情報も入ってきています。
これは自主的避難者の切捨てになるとともに、2017年3月には、ほとんどの避難区域が解除されるという方針が示されている中、実質的には避難者全体の切捨てとなります。

【お願い】
みなさん(とくに福島県民のみなさん、避難者のみなさん)、改めて、福島県に対して、電話やファックスで、「避難者の切捨てはしないで」との声をお願いします。
なるべく丁寧にお願いします。

電話の場合は、代表番号(Tel:024-521-111)にかけ、「秘書課につないでほしい」旨をいい、出た人に要望を伝えたあと、「県知事に伝えたい」などというといいかもしれません。
ファックスは下記に!
福島県総務課秘書課:FAX: 024-521-7900
福島県避難支援課:FAX: 024-523-4260

可能であれば、福島市・郡山市・いわき市などの自治体への電話がけやファックスもよろしくお願いいたします。(自治体に対しては、市民や避難者が要望するのがよいかもしれません。)

1.福島市への要請 対応者:福島市 市民部部長 など
<先方発言要旨>
・福島県からはまだ相談がきていない。それをまってから対応したい。
・福島市としては、今年から避難支援課を設置した。
・一斉に避難を打ち切るのではなく、避難者の実状に応じた対応をするべきだと考えている。

こちらからは、山形に避難して、帰還せざるをえなかった人や、京都に避難された方から、避難者のおかれた苦境について切々と訴えました。

2.庁舎前でアピール
このあと、県庁前でハンガーストライキを続けられているHsinkの坂本建さんを激励にいきました。
また、参加者一同も庁舎前で横断幕を広げました。脱原発かながわさんが撮影された写真を添付します。

3.福島県への要請 対応者
福島県 総務部 秘書課長、避難支援課課長 など

当方からは、佐々木慶子さんが、「沈黙のアピール」の要請書、FoE Japanから
署名および避難者からのメッセージ、蛇石郁子さんが「原発事故子ども・被災者
支援法推進自治体議連」「福島原発震災情報連絡センター」「原発事故被害者の
救済を求める全国運動先方発言要旨」から要請書を提出しました。

やりとりの中で、先方は、福島県として避難者の住宅支援の期限について、国に
どのような要望を出しているのか明らかにしませんでした。
こちらから、何度も、「住宅支援の期限については、国に延長する方向で要望しているんですか? 打ち切るという方向で要望しているのですか?」とたずねたのですが、「協議中」とのみ回答。

また、避難者の声を国に伝えてほしい、というこちらの要望に対しても、なかなかはっきりした答えがなかったのですが、こちらが粘りにねばって、ようやく「伝えます」との一言を引き出しました。

<片山かおるさんフェイスブックでアルバムと詳細な報告を書いてくださっています>
https://www.facebook.com/kaoru.katayama.7/media_set?set=a.695865987209651.1073742045.100003587671141&type=3&pnref=story

<Hsinkの坂本建さんが、住宅支援の継続を求め、塩と水だけのハンガーストラ
イキをなさっています。OurPlanet-TVのインタビュー>
「住宅支援の継続を」福島県庁前で避難者がハンスト
http://ourplanet-tv.org?q=node/1926
連日の要請の状況については、Hsinkのフェイスブックをご覧ください。
https://www.facebook.com/hinansienkanagawa?fref=ts


満田夏花(みつた・かんな)
携帯:090-6142-1807
ツイッター:@kannamitsuta
FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986

福島県に声を!~住宅支援を打ち切らないで!


満田夏花

「沈黙のアピール」と「FoE Japan」の共同の呼びかけです。
原発事故避難者の住宅支援の継続を求め、福島県に対して要請行動を行います。
アレンジしてくださった、佐々木慶子さんに感謝いたします。
避難者のみなさん、支援者のみなさん、ぜひご参集ください!
—————————————–
6・10「住宅打ち切り」反対の声をさらに届けよう!
~原発事故の避難者たちのいのち綱切らないで!~
http://www.foejapan.org/energy/action/150610.html
—————————————–
Aパート: 対 福島市要請(実施調整中 予定~6/8中には確定)
県への要請に先立ち、福島市に要請を行うことを調整中です。

Bパート: 対 福島県要請(確定)
実施日:2015年6月10日(水)
集合時間&場所:14:00  県庁西庁舎2F 県民広場
スタンディング・アピール:14:30から
場所:西庁舎玄関前(鳴り物は使わず、静かにアピール)
要請時間:15:00~16:30
要請場所:仮庁舎(西庁舎前の2階建て)2Fの角部屋
要請先:福島県知事
県側出席者:知事直轄秘書課課長、避難者支援課課長、産業廃棄物課課長
記者会見&場所:17:30から  県政記者室(予定)

※注意事項:福島県庁は、目下、改修中で通行に制約があります。とくに構内駐車場では、一般車は駐車できません。道路を挟んだ北側のこれまでの駐車場に入るのに時間がかかりますので、ご注意ください。
※幅広いみなさんのご参加をお待ちしております。
※避難者のみなさまには、「ハイロアクション」が旅費の補助をしてくださいます。事前に主催者までご連絡ください。
※6月9日まで、賛同団体と避難者のみなさんからのメッセージを募ります
<賛同団体はこちらから登録してください>
https://pro.form-mailer.jp/fms/f1b54a8378816
<避難者からのメッセージはこちらから>
https://pro.form-mailer.jp/fms/12fc83ee78817

<趣旨>
国・福島県はこのほど、3・11福島原発事故による「避難者への住宅支援の打ち切り」の方針を打ち出そうとしています。6月の中旬には意思決定をするとみられています。

放射線被害を避けるため、やむなくふるさとを離れざるをえなかった避難者たち。その多くは、借り上げ住宅を利用しています。
避難者たちにとって、住宅支援が絶たれることは、いのち綱を切られることを意味します。
避難者の苦悩に追い討ちをかける、住宅支援の打ち切り方針に、断固反対の声を届けましょう!
福島県が、県民を守る姿勢を示し、「住宅支援の打ち切り“ノー!”」を国に対して明確に示すように、福島県に対してさらに声を届けませんか?
これまでのさまざまな訴えに加えて、波状要請を行いましょう。

主催は、「沈黙のアピール」と「FoE Japan」の共催で行います。ぜひ、みなさん、ご参加ください!

※問い合わせ先
「沈黙のアピール」TEL:080-5563-4516(佐々木)
「FoE Japan」 TEL:090-6142-1807(満田)
E-mail:kanna.mitsuta@nifty.com

※「住宅支援を打ち切らないで!」署名、6月末まで継続しています。英語・フ
ランス語・ドイツ語(準備中)もあります。ぜひ海外に広めてください!
http://www.foejapan.org/energy/action/150517_jutaku.html

※Hsinkの坂本建さんが、住宅支援の継続を求め、塩と水だけのハンガーストラ
イキをなさっています。連日の要請の状況については、Hsinkのフェイスブック
をご覧ください。
https://www.facebook.com/hinansienkanagawa?fref=ts

満田夏花(みつた・かんな)
携帯:090-6142-1807
ツイッター:@kannamitsuta
FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986

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  • 出版:Complainants for Criminal Prosecution of the Fukushima Nuclear Disaster(福島原発告訴団)
  • 翻訳者:Norma Field(ノーマ・フィールド シカゴ大学名誉教授)Matthew Mizenko(マシュー・ミゼンコアーシナス大学准教授)
  • 販売:Amazon Services International, Inc.
  • 言語:英語
  • ASIN:B00XKIZRX4

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