«資料» IAEAはウラニウムの価格低下にもかかわらず生産の増加を予測

2014910

国連ニュースセンター配信記事

原子力発電所の燃料として用いられる一次材料であるウラニウムへの需要は、2011311日の日本での福島原子力発電所の事故以来の価格低下と、世界的な経済危機による電力需要の低下にもかかわらず、国際原子力機関(IAEA)が水曜日に発表した報告書によれば、今後も増大を続ける。

IAEAと経済開発協力機構(OECD)との共同の報告書は、2012年に出た前回の報告書以来、ウラニウムの採掘と製錬とがともに増大していると指摘している。

2010年から2012年までの期間、ウラニウムの全世界での生産量は増加したが、ただその増加のし方は前期に比べて鈍っている。成長の主力はウラニウムの採掘と製錬での23%の増加で、これは2012年の世界水準での19,2億ドルに相当する。

需要の側では、予測は地域ごとに異なる。福島での原子力事故が多くの先進国で政策変換をもたらしたが、原子力への期待は、東アジアと、EUに加盟していないヨーロッパ諸国では特に、高まっている。

ウラニウムは世界で20ヶ国以上が生産している。中ではカザフスタン、カナダ、オーストラリアが生産量が多く、この3国を合わせると世界生産の63%程度になる。

ウラニウムへの需要がこのように高まり続けているのを受けて、ボツワナ、タンザニア、ザンビアなどの新興国で、採掘計画が持ち上がっている。その社会的影響、環境への影響を小さくするために、安全で規律正しい採掘製錬法の開発には様々な努力が払われてきている。


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