対県交渉 議事録

2013年6月18日 福島県西庁舎

出席者:
福島県 生活環境部 水・大気環境課 環境創造センター整備推進室室長 片寄久巳、
副課長兼主任主査 橘潔、
主任主査(整備推進担当) 三浦俊二、
IAEA NSRW局 プロジェクトオフィサー 伊藤集通

佐々木慶子、
人見やよい、
武藤類子、
川崎哲、
越智信一朗

武藤類子
除染は効果的なのだろうか。一方で復興が叫ばれ、被曝対策が行われているかどうかについて疑問を持っている。原発のサイトでの燃料取り出しが安全にできる のか。東京電力の様々な態度、復興に対しての水野参事官の態度など、傷つくことが多い。福島県としては積極的に行動していってほしい。

佐々木慶子
福島県議会へ請願書を本日提出した。IAEAについて聞きたい。

片寄久巳
軍事転用の査察がメイン。局だけでも6つぐらいある。福島にか関わるのは2つか3つ。モニタリング、除染、健康管理なので、(県は)3つぐらいの局と協力している。

佐々木慶子
IAEAは色々な情報を持っている。期待する部分もある。県だけでは手に負えないので。環境創造センターや医大などとやっているが、情報を県民に公開してほしい。

片寄久巳
情報開示については、可能な限り透明性をもってやるようにということが知事からも出ているし、こちらでもやるようにしている。廃炉については国がやってい る。廃炉は国が一元的にやるように法律などではなっている。口出しはできない。安全協定はあるけれど。県は20名ほどしか原発の課にはいない。国はたくさ ん人いるだろうが。情報のチャンネルがない。

川崎哲
前回から2ヶ月経ったが、開所して始まったことなどはあるか。

<資料配布>

片寄久巳
福島における除染、仮置き場で住民の合意が取れない場合のノウハウなどや無人飛行機のモニタリングが分かりにくいということがいわれているので外人から見てわかりやすいものを作るつもり。今年2月に進め方の議論を行った。7月にチームが来るのでそこでまた話し合う予定。

佐々木慶子
事故を起こした4基は中身が分からない。そういうところにIAEAの技術を生かしてほしい。

片寄久巳
それは国と IAEAが行う。

佐々木慶子
3.11まで地震が県内限定で年間震度4が4回だったが、事故後2年間で144回起きている。4号機は崩れそうだということだといわれている。崩れたら大変なので、緊急対応をIAEAにしてほしい。また、廃炉などの責任は国。国や東電にもっと言ってほしい。

片寄久巳
国に申し入れもしている。やっとロボット技術の先端技術を使用すると言っている。

武藤類子
被曝労働者の人員確保について、福島県民が70%ということが言われているが。

片寄久巳
廃炉や健康について、福島県はだめ。

川崎哲
7月に来福するIAEAのチームはこれらのミッションが来るのか。

片寄久巳
右方のプロジェクトの幾つかの話ができる。

川崎哲
前回のIAEAが来たときの報告などはされていない。

片寄久巳
IAEAの意思で来たりする場合はある。周辺のモニタリングを平米あたりでやっていた。(県として)混乱を起こすようなモニタリングはやめてくれと言った 覚えがある。そこは協調してやってくれと。国と共同プロジェクトでやっている部分がある。IAEAはテーマごとに来るので。

川崎哲
資料もまだ和訳されていないのでは。

片寄久巳
資料も翻訳など一歩一歩やっていっている。

武藤類子
ドイツテレビの人がその方が持っていた放射線測定器で図ったら、65μSvだった。県はどのようなことをしているのか。

片寄久巳
全部身近なところをやるのはできない。そういうところはある。定点は機械でやってる。メッシュ調査では定期的にやる。市町村で貸せるようにしている(双葉 郡では100戸に1つ)。それらを活用してもらいたい。一年に一回較正している。量が多ければ団体でやるか管理者がいれば。除染制度もあるので。除染して も高いところから流れてくるのだから、機械を使ってほしいと。地域で除染。

佐々木慶子
内部被曝を計るすべを県民に与えてほしい。食べれないものなどもある。今後は内部被曝を知りえる手段を考えてほしい。そのような機械は高いので、メーカーに安価で正確に測れるものの研究開発を頼んだりしてもらえないか。

片寄久巳
高級なものは学校の教室に全部入れた。150万円のものはスーパーが入れている。1台30万のものは文科省に相談している。

佐々木慶子
食べ物についてはどうか。

片寄久巳
500台公民館にすべて入れてるし、臨時職員を入れて人件費もかけ、1人づつ貼り付けている。かなり力を入れているので、これを活用してもらうしかない。

川崎哲
食品の測定などは県ではどこかの部署でやっているのか。

片寄久巳
県内で50数台入れた、農業、衛生研究所、水道局などに入れている、1台2000万円。専門家が必要。

川崎哲
水のデータなどはどこで公開しているのか。

片寄久巳
農林部は一元的なデータを、飲料水は、我々だと河川、土壌のデータをすべてここで作ろうとしている。

武藤類子
一生懸命やっているけど、もう一回方向性を考え直してほしい。八方塞り感がある。賠償が進まない中、避難もできない。

片寄久巳
それぞれのものを当事者の意見を実際に聞きながらやるべき。避難所もほんとにひどいところはひどいし。こんなに避難しなくてはいけないとは思わなかった。

人見やよい
マッピングなどが県民に知らされるようなものが必要。

片寄久巳
町内会で作っているマッピングが一番いいかもしれない。

人見やよい
IAEAのマッピングはどのようなものか。

片寄久巳
通常地面から1mで測っているが、航空機モニタリングで地上1mに換算する方法など研究している。意外と正しくない。平均的に出しているので。ただ正確にやると意味が分からなくなる。マッピングは難しい。IAEAは低い30mの高度でやろうとしている。

川崎哲
分かりやすいマップ作成について、とてもよいと思う。県民の声を聞きながらやってほしい。水や河川などに関しては、一つのデータで分かるような方法を考える必要があるのでは。

佐々木慶子
当初放射能対策はわからなかった。イノシシなどの調査もするといっているが。

片寄久巳
除染は少しでも下がったら、積算では10年だと結構下がるので、とにかく除染を行っていきたい。イノシシは食用にできず、家などが荒らされている。ただ殺すためにだけイノシシを殺すのもどうかと思う。今まで年間2000頭、3000頭獲っていた。

佐々木慶子
子供たちが普通にサッカーなどやっている、空間線量の問題。

片寄久巳
除染している

片寄久巳
植え込みは数千ベクレルある。知事公館は高い。県庁で遊ぶより学校の校庭の真ん中で遊んだ方がよい。学校のような安全な場所を作っていかなければならない。人の集まるところを徹底して除染するしかない。環境創造センターは子供たちが遊べるようなところを作る。

武藤類子
子供たちの仕事などは?

片寄久巳
縦割りなのでわからない。

武藤類子
甲状腺については?

片寄久巳
不用意なことはいえない。鈴木先生はあれほど精密な検査はやったことないといっている。結果的に小さいものが見つかる。気にされる方は気にする。フォロー体制をきっちりするべき。

武藤類子
12例の疑いが出ている。

片寄久巳
切るのはどうなのかという医者もいる。鈴木、宮崎先生から時々話を聞く。

武藤類子
疫学的には多発である。

片寄久巳
健康管理の方がやっている。

佐々木慶子
検討委員会が新しい基準を安全基準をつくるというのは。

片寄久巳
原安課がやっている。

佐々木慶子
具体的な形が見えてきたらまたIAEAの方の同席をお願いしたい。

片寄久巳
毎回は難しい。

川崎哲
IAEA のチームが来るので前後ではどうか。

片寄久巳
18 カ国ほどから40名海外から来た。5大陸、原発のある国、ない国からきた。正しい情報を伝えないといけない。


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