福島閣僚会議およびIAEAの県内での活動に関する質問書

2012年11月22日

福島県知事 佐藤雄平様
___国際課 橋本典男課長様
___水・大気環境課 片寄久巳課長様

「原子力安全に関する福島閣僚会議」および
国際原子力機関(IAEA)の県内での活動に関する質問書

来る12月15〜17日に郡山市で「原子力安全に関する福島閣僚会議」が開催される運びであると聞いています。私たちは、福島第一原発がいまだ不安定で、多くの被災者が困難な生活と健康への不安を強いられたなか県内で開催されるこの閣僚会議に対して、たいへん大きな関心を寄せています。
私たち「フクシマ・アクション・プロジェクト」は、原発事故の被災者が中心となり、福島県内外の人々が集う市民団体であり、この閣僚会議をきっかけに集まったものです。来る11月24日に正式発足します。私たちは、閣僚会議に対して原発事故の被災者の声を直接届けたいと考えています。また、閣僚会議の機会に公式発表されるとも報じられている国際原子力機関(IAEA)による県内でのプロジェクト開始についても、たいへん関心を有しています。
県行政におかれましては、閣僚会議の準備のためにご多忙のことと存じますが、以下の諸点についてお答えいただきますよう、お願い申し上げます。

1.原子力安全に関する福島閣僚会議に関して

・この閣僚会議が本県で開催されることになった経過について教えてください。
閣僚会議のプログラム、議題、参加者等について、県が現在知る限りにおいて、明らかにしてください。
・福島県や県立医大等からはどのような参加者が参加し、どのような報告をすることになっていますか。
・この閣僚会議に、県民や県外の関心ある市民が参加する方法をお考えですか。すでに計画があれば教えてください。
・県として、この閣僚会議で何らかのサイドイベント等を行う予定がありますか。
・県としては、原発事故の被災者の声をこの閣僚会議に届けるために、どのような構想や計画をお持ちですか。
・12月15日午前中に当会がIAEAへ要望書を届ける際に、きちんとIAEAに対応してもらえるように福島県からも話を通しておいていただきたい。

2.福島県とIAEAが共同で行う除染等のプロジェクトについて

・福島県とIAEAが除染等のプロジェクトを開始し、県内2カ所に拠点を設置するということが既に報じられています。これらの正式発表は、閣僚会議の機会に行われるのでしょうか。また、これらのプロジェクトの内容について、なるべく具体的かつ詳細に明らかにしてください。
・原子力の推進機関であるIAEAが除染や県民の健康管理に関わることについて、私たちは不安をぬぐえません。これらのプロジェクトにおいて、被災者の健康と権利を守るために 、県としてどのような手だてをお考えですか。
・IAEAのプロジェクトが実施された際に、その過程を被災者・県民が監視し提言していく仕組みをお考えにはなりませんか。

以上、来る11月22日の面会の際にお答えいただけますよう、お願い申し上げます。

フクシマ・アクション・プロジェクト
(2012年11月24日発足予定、就任予定役員)
顧問:
佐藤栄佐久(前福島県知事)
崎山比早子(医学博士、国会事故調査委員)

共同代表:
小渕真理(アウシュビッツ平和博物館)
関久雄(りょうぜん里山がっこう)
武藤類子(福島原発告訴団)

副代表:
アイリーン美緒子スミス(グリーン・アクション)
川崎哲(ピースボート)
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)

事務局長:
佐々木慶子(ふくしま WAWAWA の会)


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