福島原発告訴団1324人、福島地検へ告訴

武藤類子

2012年6月11日、福島市市民会館にて

福島地検への告訴状提出を前に

皆さん、お早うございます。今日はお忙しい中を本当にこんなにたくさんお集まりくださいまして、有難うございます。昨日まで、シトシト雨が降っていて、今日はここから福島の地検まで歩いていく予定なんですけど、雨が降ったら嫌だなあと思ってたんですけども、スカッと晴れまして、爽やかな風が吹いているとてもいい日になりました。私たちを応援するかのような天気がとても嬉しいというように思います。

今回の福島原発告訴なんですけれども、3月16日から始めまして、締め切りをしました、6月3日までの間に1324人の方が署名をしてくださいました。本当にこれほどたくさんの方が参加してくださるとは最初のうちはとても思えませんでした。でも、1324人、そして、今回声を挙げられなかった、その後ろにいるたくさんの方々とともに、今日は地検に皆さんと歩きたいと思います。

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提出後の記者会見

皆さん、告訴団長の武藤類子と申します。よろしくお願いいたします。今日、私たちは1324人の福島県民で福島地方検察局のほうに、告訴をして参りました。3月の16日にこの告訴団を結成しましてから、約3ヵ月ですけれども、どれぐらいの人たちがこの告訴に参加してくださるのか、とても心配でした。でも、県内で8回くらいですか、説明会を開き、県外にも説明会に参りまして、そこで集まってくださった方々のお話を聞きますと、本当に一人ひとりがどれほど困難な生活をこの一年、強いられてきたか、うちを奪われて、そして自分たちの生活を根刮ぎ変えさせられて、人権を踏み躙られた、そういう思い、辛い思い、悔しい思い、悲しい思いがヒシヒシと伝わってきて、この告訴を何とか成功させなければいけないというふうに、思いました。

最終的にですね、1324人になったんですけれども、連日、手紙の束が私のところに届きまして、その一つ一つに、ここに陳述書があるんですけれども、この一枚一枚を読んでますと、本当に、どれも皆さんの心の中の、心の叫びというものが、書かれておりまして、それがどんどん胸に迫ってくる思いでした。この思いを、無駄にしてはいけないというふうに思います。

そして、必ず、この責任をキチンと取らなければ、福島の本当の意味の復興などはあり得ないというふうに思っています。で、またこの告訴というのは、色々な意味があるっていうふうに思うんですね。一つには、この責任をキチンと問うということが、これからの社会を作る、若い人や子どもに対して、責任を果すということでもありますし、それから、私たち福島県民が色んな考え方の違いから、たくさんの対立関係を、作らせられているという状況があると思うんですけれども、その県民がまた一つに繋るという、そういう一つのきっかけになれば、いいのではないかと思っています。

そしてまた、私たちは連日、この事故によって傷つき、疲弊しておりますけれども、この「黙っていない」という、そういう一つの行動を取ることによって、また私たちが力を取り戻すという、そういう意味もあると思います。

今日、告訴状を出しまして、受理はこれからです。そのために、受理してもらい、そして捜査をしてもらい、キチンと起訴をしてもらうまで、私たち、しっかりと検察を凝視め続けていかなければならないと思いますし、私たちにできるアクションがこれからたくさんあるのではないかと思っています。

この日を境に、これからまた、一歩踏み出し、頑張っていきたい、というふうに思っております。よろしくお願いいたします。

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