活動の簡単な報告

佐々木慶子

(2013年4月25日、「女たちの一票一揆」第11回学習会での発言)

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フクシマアクションプロジェクトを立ち上げたっていうことは、もう前にもご紹介させていただいたし、前々回かな、FoEの吉田明子さんから活動報告もなされたので、ある程度、ご理解なさっておられるかと思うんです。その後の活動も含めて、ちょっと報告させていただきます。

実はこのフクシマアクションプロジェクトっていうのは、IAEA、国際原子力機関ですが、私たちは「国際原子力推進機関」っていうふうに捉えています。ある意味、原子力ムラの「世界のドン」ではないかなって、私なんかは捉えてるんですけれども。それを立ち上げることをですね、「脱原発世界会議」はご存知ですね、そのメンバーの方たちとの会議の中で出まして、私は最初は聞いていて「え?何?」っていう感じだったんですけれど。

で、東京の人たち、 ピースボートの人たちとかが、福島に来て、月一回、「福島を忘れるな!」っていうことで会合をやってくれていたんですね。私も初めてそこに参加して、聞いてたら、「とんでもない、え?福島でやるの?東京の人たちが一所懸命、福島で何かやろうとしている、えらい、福島の私たちが立ち上がらないでどうする の?っていう形で立ち上げたっていうようなことなんですが、それからこういうチラシを作ったり、パンフを作ったり。そして、この「IAEAに正しく対処するための参考資料集」っていうふうにやりまして、これ全部、デザインは人見さんなんですよ。こういう能力を持っている素晴しい方ですけど。

それで12月15日に「原子力安全に関する福島閣僚会合」っていうでっかい国際会議を、福島は郡山市のビッグアパレットっていうところで、3日間、何と130ヶ国から700人も来たんですよ。その時に焦点を合わせて、まず直接、IAEAと向き合おう!とんでもない目標を立てました。そのために一つ、要請書を出そう、と。

で、後、福島に来るんだから、被災者の声を直接、世界の閣僚たちに聞かせたいっていうことですね。私たちは、黙ってはいないよ、っていうことを知らせようっていう膨大な目標を、立ててやって、喚び出して、要請書を直接、手渡す場は、外務省交渉をして、やりました。

で、その回答は1月にちゃんと文書回答で下さいっていうことで、広報官のチューダーさんっていう女性の方だったんですけど、その人に直接手渡しました、英訳をして。

共同代表は3人、武藤類子さん、小渕真理さん、あと、男も入れなきゃっていうことで関さん。で、3人です。私は事務局長です。あとはまあ、人見さんとか、谷田部さんとか、本当に協力していただいています。まあ、こんな感じです。

この経過はDays Japanの3月号に、詳しく載ったんですよ。私たちのことっていいうよりも、IAEAはいかに悪者であるかと。ええ恰好した、実はとんでもない組織だということを、本当に詳しく、彼は8ページにわたって出してくれました。で、この写真は私たちがやった時の福島のビッグパレットの写真です、反対運動の。この時は東京からたくさん来ていただいて。で、200人の仲間のいる中で要請書を共同代表から渡しました。

で、最初にこういうとんでもない閣僚会議があって、フクシマアクションプロジェクトっていうそれに対抗する組織ができたよっていうことを紹介していただいていまして、最後にですね、最後の ページは参考資料としてこれ(「IAEAに正しく対処するための参考資料集」フクシマアクションプロジェクト刊)も挙げてくれています。

最後のこの色違いの記事があるんですけれど;これは私たちが出した要請書の一部抜粋っていうことで、出していただいて、詳しく、これを読んだだけでも、IAEAの実態とかが分るかな、って思ってます。

で、 文書回答もいただきました。ちゃんとくれました。で、その中には「私たちは推進をする機関ではない」とか「国の方針に従って協力する」とか、だから、美辞麗句がたくさん詰ったものでしたけれど、でも「推進する機関ではない」ってはっきり最初に言っているんで、そこのところをこれからしっかり詰めていこう と。

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あ、 これがそのジル・チューダーさんなんです。で、ちゃんと文書回答も持ってきて、それに対する再質問書も出しました。それに対してちゃんと再回答も来ました。こんなふうにして今、IAEAと直接、やってるっていうことですね。それと、直接やるには限度があるんで、県と直接やろうっていうことで、何回かやっ ています。これを設定する前にもやったし、外務省にも来ました。それから、つい先週、4月19日、県の、ここと窓口になっている何だかとてつもない面倒臭い名前なんですけれど、「福島県環境創造センター推進室」っていう、ところとのトップを喚び出して、3人と、私たちは共同代表とか私も混ざって5人で、 色々、質問をしました。

IAEAの組織の複雑さっていうことも分って、それからIAEAが福島県と単純にかかわっていないっていうことも分 りました。で、IAEAと福島県が協定交したんですね、その12月15日に正式に、県と協力しあうという。それからその他にIAEAはですね直接、医大、 福島県立医大とも直接、協定交しているんですよ。そして、要するに健康データですね、それを集めて何とかしようという。何をするんだっていうことで、福島県に色々聞きました。

環境創造センターっていうのを二カ所、三春町と南相馬市に建てるっていうことも分って、まだ地均ししているところで建物は建っていません。5月には別の機関を県庁のすぐ隣りに常駐させるっていうことも分りましたので、じゃとりあえずその常駐する方の機関の人と話し合う場を設定してくれっていうふうに、トップの人とやって、「難しいかもしれないけれど、やりましょう」っていうことで、進めて、あんた何すんのって設けたいなって思ってます。

それから福島県はですね、今、緊急事態になっているんだってこと、分るでしょう?3月18日に電源、止まりましたよね。 鼠一匹だったですよね。それから今度は冷却水漏れっていうことで、とんでもない、仮設住宅で後手後手後手後手その場凌ぎの対応しかやってないっていうこと を、皆さんもお分りになったと思うんですけれど、そういう状況も分ったんで、福島県は非常事態なんです。地震も大きいの何回もきてますよね、この間も起きましたけれど、福島は震度4、しょっちゅうです。震度3以上は  もう900回以上も起きているっていう、本当に、活動期なんですよ、地震。だから、福島県はまた、崩れそうな原発、4機ありますよね、特に4号機が危いっ て言われてて、本当、いつ第二のフクシマが起きるか分らない状況だっていうことは皆さんと共有したいと思います。

そういうことで、これから もとにかく、頑張っていきたいと思ってます。その中でちょっとした望みは、県としての正式な目標が福島原発10機廃炉なんです。ね、これは言ってます。それから、再生可能エネルギーにシフトするっていうのも、はっきり出てます。これは県として動かない、と。国がなかなか言うことを聞いてくれないという、そこも分りました。でも、「県職員として頑張ってくださいね!」って一所懸命プッシュしたら、その交渉の時でも、「頑張ります!」って言ったんで、それを実現させるように、私たちもやっていきたいと思ってます。


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