三春に建設される環境創造センター

武藤類子

2013年4月21日、日比谷コンベンションホールで行なわれた「チェルノブイリ・フクシマを忘れない!」集会での発言より

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ここはですね、実を言うと私の家のすぐそばなんですけれども、田村郡三春町というところの工業団地なんですね。工業団地の一角に広く空いている所があったんですね。ここに福島県が、環境創造センターというものをつくるんだそうです。

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これはですね、福島県に三春町と南相馬市の二か所つくるんだそうなんですけれども、三春町の場合には建設費60億円。南相馬市は15億円だったかな。そして 様々な予算全部で190億円という莫大なお金を使って創造センターというものをつくるんだそうなんですね。このなかにIAEAが常駐するんだということを 聞いていたんですね。

で、つい2,3日前なんですけれども、福島県に参りましてこのIAEAというものについての説明を色々と求めたんですね。福島県の職員の方々に聞いたんですけれども、実を言うと、ここに建物が出来るのは2年後なんですけれども、もうすでに今年中にですね、福島県庁の隣の建物にこのIAEAの部屋が出来るんだそうです。

そこは何をする所かというと、緊急時対応能力研修センターというものが出来るんだそうなんですね。アジア太平洋地域の核に関する緊急事態のようなことが起きた時に「どう対応するか」という訓練センターみたいなものが、ここで、福島で行われるということなんだそうです。

私はよく分からなかったんですけど、RANETというところのいろんな機器というものを福島県に置いてですね、それの使い方なんかを研究するんだそうです。

まあ、被爆地福島というところでそういう訓練がなされるのか、という、そんな思いでちょっと帰ってきたんですけれども、で、そこにIAEAが来る訳なんです ね。それで、そのIAEAは、こっちの建物が出来たらそこに移行するんですけれども、福島県としてはですね、最初に発表していたのは、福島県とIAEAと の協力で、放射線のモニタリング、そして除染、それから廃棄物処理に関する研究をするということですね。それから人々に対する放射線の教育とか広報とかそ ういうことをするということを言ってたんですね。でも、もともとの目的というのは、その緊急時対応能力研修センターということのようなんですね。

福島県で、環境創造センターの中にはですね、IAEAの他にJAEA、それから国立環境研究所ですか、そういうものが入るんだそうなんですね。それで県の方 にそういう、言わば推進機関ではなくてですね、もっと市民の立場に立った世界的な研究者とかそういう人たちを、そこに混ぜていただくということは出来ない のでしょうか?ということを聞いたんですけれども、「除染などに関してはIAEAが世界最高水準だ」ということを言っていて、「そこにお願いするしかない んだ」ということを言っていたんですね。

「県としては今まで推進してきたことに対して責任を取れよという意味もあります」というふうには言っていたんですけれども、なんだかあまり…、こうちょっと心もとないと言いますか、「いずれそこがどうなっていくんだろう」ということがとっても心配なんですね。

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1週間ぐらい前また、家の近くなものですからしょっちゅう行って「どんなふうになっているのかな?」と見に行っているんですけれども、地質調査というものが始まっていました。
3月11日から10月3日まで、結構長い期間の地質調査をやるようで、上の方にちょっと小さくボーリングの機械が映っているんですけれども、結構大規模なボーリングの調査をやるみたいなんですね。だから大きい建物が建つのかな?というふうに思っています。

このIAEAのことに関しても、私たちも、本当に私たちは素人なのでね、何ができるか分からないんですけれども、とにかく県にある程度の、交渉できる場をつくり続けて発言したりとか、質問したり、そういうことを続けていこうというふうには思っています。


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