エネルギー基本計画:こんな出鱈目が許されるわけがありません!


人見やよい

「エネルギー基本計画の閣議決定を許すな!」:経産省への申し入れ行動・記者会見(2014年1月6日、経産省前テントひろば)での発言

yayoi_enekei_tent

福島県郡山市からやって参りました人見と申します。よろしくお願いします。

今日で、今、皆さんがおっしゃったとんでもない内容の基本計画に対するパブリックコメントが締め切られますけれども、福島の人はパブリックコメントが募集されているということをほとんどの方は知りませんでした。この年末年始、私たちは郡山の駅前、福島の駅前でチラシ撒きをしたんです。先程、吉田さんがご紹介くださったその若草色の素敵なチラシです。これをもって駅前で配ったんです。「パブリックコメント募集されてます、私たちの福島県の事故はなかったかのように書かれている酷い計画なんです」と。

福島県民を侮辱するものなんです。これに対して私たちはNO!を言わなきゃいけないんです、ということを駅前で散々言いました。でも…沢山の方が受け取ってくださったんですけれども、ほとんどの方が募集されているということすら知りませんでした。

福島県はやっぱりネット人口、少ないんですね。低いんだと思います。だからかも知れいないんですけれど、このことがマスコミにあまり上ってないんじゃないかと思う…こうやってね、ネットで中継してくださっている方は一所懸命、広めてくださっているんでとってもありがたいんですけれども、大手の新聞社、テレビ局、そういったところがちゃんと報道してくれてないんじゃないかと思う。

こんなとんでもないことが決められようとしているのに、それが皆に伝わってない。これは本当に由々しき問題だと私は思ってます。そして、先程から話題に出てますけれど、今となっては、一昨年、12年、福島県でも意見聴取会、ありました。長時間にわたって40人の方が集まって皆が「原発なんかもういらないんだ」と言いました。

原発は、«エネルギーが足りなくなったらどうするんだ»という問題ではないんだ、と。原発をまずゼロにして、その上でエネルギーを考えればいいんだっていうことを福島県民は声を大にして言いました。原発を稼動させるっていいう選択肢はもうない、と。私たちのこの酷い状況を見たら、それは皆、もう分るはずだっていうふうに口々に言いました。で、最後まで残って、皆、官僚たちにも詰め寄ってました。「いい加減にしてくれ!」と。二度と原発を動かす政策を立てないでくれ、と。

「経産省、本当、責任を取ってくれ!」と、皆で泣きながら叫びました。そんな思いをして作り上げた«原発ゼロ»という方針だったはずです。

それが政権が変ったからと言って、あっさり反故にしてね、«原発はベース電源だ»«コストは安いんだ»«安定してるんだ»っていうね、まるで事故前のまったく同じですよね、2010年に書いてあったエネルギー基本計画とまったく同じ。それが復活しちゃうっていうことが、私には本当、到底、信じられないです。日本国民全員に聴いたって、きっと信じられないって言うんじゃないかと思う。

これは福島だけの声じゃないと思う。福島は今も放射線、飛び交ってます。見えない戦場だと思ってます。弾ないです。放射能だから見えないから。だけど、本当に見えないそういった戦場の中で暮している私たち、最前線にいる私たちの気持がね、ここ霞が関の人たちには本当、お分りにならないんだと。これはまったく戦争中と同じだなあと、つくずく思うんです。

で、大本営発表しているここの人たちはね、相変らす、«突撃しろ!»«前線にいろ!»«拡大しろ!»っていう命令をいくらでも下せるんだと思う。だけど前線にいる私たちは、そんなことじゃないんです! 原発はもう要らないんです! 放射能、怖いんです!

これから10年後にどんな健康被害が現われるかって思っただけで怖いんです。 地震が起きるたびに怖いんです。原子炉、どうなってるのかなって、思うだけで怖いんです。汚染水がダダ漏れしてます。それも本当、怖いんです。どんなことが起こるか分んない、そんな状況で、暮している私たちにね、相変らず原発を推進するんだっていう命令書を出してきて、「これでいいだろう」って言われたらどんな気持がするかっていうのをね、皆、本当、考えてもらいたい!

ここにいる人たちはね、反対だと思うから言わないけれど、この後ろ(註:経産省を背後に喋っています)にいる人たちには本当に言いたい。こんな計画をね、私たちに突き付けてくるあなたたちは本当にもう、国家公務員、辞めるべきだと思う。そしてこれにサインをしようとしている閣僚の皆さんはね、政治家、辞めるべきだと思う。人の上に立つ資格はもうないと思います。

なぜなら、国民の望んでいる方向じゃない方向に、とんでもない舵を切ろうとしているからです。もう、原発じゃないです。そして、自分の国で処理もできない原発を余所の国に輸出するのも止めてもらいたいです。それは日本の恥です。

あの、戦争の時のね、賠償がどうたらということに対して日本は何時までも謝らない、謝罪しないって言われますよね。それと同じことがまた、将来、起るんだと思う。あなたたちが売りつけた原発によって、起きた被害をどうするんだって、きっと言われると思う。その時、日本はどうするんですかね?

恥かしいことはしないで欲しいです。未来の子どもたちに対して、責任の取れる生き方を私たちはしたいです。大人としてしたいです。そして子どもたちには安心して暮せる、そういった環境を残したいです。原子力じゃないです。原子力はもうゼロなんです。ゼロでもこうして生きていける。この社会を続けていく。引き続き維持していくっていうことが一番、大事なんです。

そのためにできることを私たちは考えたらいい。もっと節電だってできる。もっと省エネだってできる。そう思いませんか?

ここで、ネット見てる方、そう思ってくださっていると思うんです。頷いてくださってる方がいらっしゃるので、本当、心強いです。なので、今日、24時までですか…ファックス止まってるそうですけれど、ファックス止まってる分、延長して欲しいですよね,,,2日から止まっていたっていうんなら、あと4日間、延ばして欲しいです。

そしてこんな年末年始を挟んだ1ヵ月なんていいう短かい期間で「意見を聞きました」なんて言われたんじゃあ、私たち、腹の虫が収まらないです。そして、一度も公聴会をひらかないまんま、このまま閣議決定するなんてまったくあり得ないと思います。

本当に戦前戦中と同じような、大本営発表をするのはやめてもらいたい。このまま1月中に閣議決定するなんていう愚かなマネはやめてもらいたい。それが、私、福島からの叫びです。本当に何度叫んでも足りないくらいです。

「エネルギー基本計画」ーーこんな出鱈目が許されるわけがありません! お願いですから、止めてください。そのことを今、見ている皆さんもいっぱい書いて、今からでも間にあいますので、送ってください、叩き付けてやてください。よろしくお願いいたします。

国民の議論を完全に無視した安倍政権の酷さ


吉田明子

「エネルギー基本計画の閣議決定を許すな!」:経産省への申し入れ行動・記者会見(2014年1月6日、経産省前テントひろば)での発言

yoshida_eneki_tent
FoEジャパンの吉田です、よろしくお願いします。

このエネルギー基本計画、本当に内容としても酷いものなんですけれども、その作成プロセスもとても民主的と言えるものではありません。皆さん、私たち、パブコメを今日までということで呼び掛けていますけれども、パブコメ、実はもう2回目ですよね。

2012年の夏、3つの選択肢が示されて、国民的議論、2ヵ月間にわたって行なわれました。その時、パブコメ、40日間行われましたけれども、その時に89000件を超える声が集って、そのうちの87%が«原発ゼロ»シナリオ、しかも78%が即時脱原発を主張した、そのパブコメの結果…パブコメだけではありません。他に世論調査ですとか、討論型世論調査、各地での意見聴取会、そういったことをすべて総合して外部の委員会、外部の有識者の検討を経て、国民の過半が原発をゼロにする方向を望んでいるというふうにまとめられました。

これは2ヵ月の期間をかけ、相当のお金をかけて実施された国民的議論です。政権交替をしたからと言って、その国民の意志が変っているわけではありません。政権交替を経ても、変わらない、普遍的な形でなるべく普遍的な形で国民の意見を聴取するように、そのように設計された国民的議論でした。

もちろん、不十分な点もたくさんありました。しかしそれでも2ヵ月の期間を掛けて、大々的な議論を経て、国民が原発ゼロを望んでいるという方向性、それが安倍政権になって、いとも簡単にまったく無視されてしまいました。安倍首相は就任後、その原発ゼロの方向性をゼロベースで見直すというふうに就任後、本当にすぐですね、表明しました。

そこからして本当に、あり得ないというか、国民の声をこれほど簡単に無視して良いのか、無視されてしまうものなのかと、本当に怒りがこみ上げてくるものでした。

で、エネルギー基本計画、だいたい3年毎に見直しをするということになっていて、2010年の原発推進の方向から、見直しの作業がずっと続けられていたわけなんですけれども、今年、安倍政権になってから、新たな審議会体制…見直されました。民主党政権の時はまがりなりにも8名の脱原発派の委員が参加していた基本問題委員会というところで、全部で24人の委員がいましたけれども、まあ、審議をされていました。審議と言っても、賛成派、反対派、まったく意見の溝が埋まらなかったわけなんですけれども、それでも反対の人が8人いた。

その基本問題委員会が安倍政権になって解散し、新たに総合部会、そして6月から基本政策分科会というふうに名前が変わっていますけれども、新しい枠組みになりました。この委員長の三村さんがですね、先程、淵上さんからもありましたように、個人的にも原発は維持すべきだという意見をですね、基本問題委員会の時から表明されていました。

「個人的にも」という意見発表を公式の委員会の場でされるということがまずちょっと、どうなのかなと思います。その方向にしかもう、議論が…まあ、もって行かれるという状況だった…というのが、本当に、まあ、酷い状況です。

その総合部会、そして基本政策分科会での議論、今年の3月から12月まで13回にわたって開催されてきたんですけれども、その中で、昨年の国民的議論の結果、そしてそれを元にして決定された革新的エネルギー環境戦略:原発ゼロの方針については、事務局側からはいっさい資料提示もありませんでした。脱原発派の、現在は2名になっている委員が、指摘したに留まりました。

そのような状態ですね。その基本政策分科会、現在の審議会の議論は8月ぐらいにですね、今後のエネルギー政策に向けて、このエネルギー基本計画のベースになる方向性が示されたんですけれども、3.11を経て原発が止まっている、と。ですので、化石燃料の輸入が増えている、と。それによって財政支出が増えている、CO2の排出も増えている、そして一方で世界各国を見てみるとまだまだ原発回帰、原発推進をしている国が増えている、特にアジアでもそうだ…安全保障上の観点から、このまま化石燃料に頼っているのは危ない、中国など新興国が原発を使おうとしている中、日本が原発を止めていいのか、と…そのような方向性の資料が出されていました。

そういう枠組みの中での議論だったわけですね。ですので、こういうことが出てくるのは、もうその時から分っていた、というか、そういう大きな流れの中で今、ここに来ています。

まあ、プロセスの大きな問題としては、2012年の国民的議論がまったく無視されているということ、そして、それを無視するのであれば新しい、それと同程度の、またはそれ以上の国民的議論をするのであれば、まあ、分るんですけれど、そうでないんですね。今、このパブコメが実施されていますけれど、そのパブコメが始まったのが12月6日、そして締切が今日ということで僅か1ヵ月、そして今月中、1月中にも閣議決定されようとしている、というような拙速なスケジュールです。

そして意見聴取会、公聴会の開催も予定されていません。2010年のエネルギー基本計画の見直し、前回の見直しですね、それも酷かったんですけれども、その時でさえ、全国5カ所での一応、形だけでも意見聴取会が開催されていました。秘密法の時も、これも本当に形だけですけれども、開催されていました。今回ありません。

経済産業省にメールで公聴会の予定があるのか、と、問い合わせのメールを送ったんですね。そしたら昨日の夜、返事が来ていまして、「ありません」ということでした。本当に酷いですね。

内容についても、原発を純国産エネルギーとして、これ本当に何時の時代かという表現ですけれども、「重要なベース電源として引き続き活用していく」と。そして世界でもっとも厳しい水準の新規制規準によって安全が確認された原発は再稼動して使うと、そして核燃料サイクル政策は引き続き着実に推進する、と。何が着実なのか、まったく分りませんけれども、そのような酷い内容となっています。

で、最後になりましたけれど、こういう訳で本当に酷いプロセス、そして国民の声をまったく聞く姿勢もない見直しのプロセスなんですけれども、それでも今日までのパブリックコメント1つでも多くの声を、数も重要だということで、呼び掛けています。もし、今、中継をご覧になっている方で「まだ書いていない」という方がいらっしゃいましたら、今日の24時までです。最後の方は混みあう…通じにくくなる可能性もありますので、ぜひ急いでアクセスしていただければと思います。

さらにファックスが年明けから不通になっているという本当に酷い状況ですけれども、諦めず、今日の24時まで頑張りましょう!よろしくお願いします。

エネルギー基本計画関連のお知らせ


満田夏花

FoE Japanの満田です。大晦日、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、来年いきなり正念場を迎えるエネルギー基本計画関連のお知らせです。
—————————————-
1.【署名】現在の民意無視、原発回帰のエネルギー基本計画案に反対します
http://goo.gl/geRc42
—————————————-
Change.orgで、エネルギー基本計画に関する署名をはじめました。
要請事項は、下記の3つです。
1. エネルギー基本計画に、昨年夏の国民的議論の結果を反映し、「原発ゼロ」を明記してください
2. 各地で公聴会を開催してください
3. パブリック・コメントをきちんと審議してください

目標1万筆ですが、2日経過して、337筆と低調です。
1月7日または8日に政府に提出し、パブリック・コメントの反映を迫りたいと
考えています。
ぜひ、署名&拡散にご協力いただければ幸いです。

(要請事項2、3、についてはもはや言い飽きた感があります。安倍政権になっ
てから、市民の声を完全に無視する状況がますます顕著になってきています。それ
でもあきらめずに言い続けることは重要かと考えています。)

—————————————-
2.【報告】政府交渉:民意無視の「エネルギー基本計画」に異議あり! 国民的議論の結果はどこへ?
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-a985.html
—————————————-
12月24日、FoE Japanおよび原子力規制を監視する市民の会の主催で、エネルギー
基本計画案に関する政府交渉を行いました。80名ほどの市民が参加しました。み
なさま、お疲れ様でした。
福島市から佐々木慶子さん、郡山市から人見やよいさんが参加され、気迫あふれ
る発言で、パブコメの反映をエネ庁に迫ったのが印象的でした。田中龍作ジャー
ナルがそのくだりを報道しています。
http://tanakaryusaku.jp/2013/12/0008464

以下、先方とのやりとりです。

質問)12月6日、経済産業省の審議会「総合資源エネルギー調査会」の基本政策
分科会第12回会合にて、事務局側が「エネルギー基本計画に対する意見(案)」
(以下事務局素案)を提出し、同日、この文書そのままが、パブリックコメント
にかけられた。これは手続きとしてはおかしく、基本政策分科会として最終決定
した案をパブコメにかけるべきではなかったか。

回答)このパブコメは、行政手続法上、義務となるパブコメではない。
また、基本政策分科会開催中も一般から意見を募集していた。

⇒だからおかしくない、というのでしょうか? ちなみに一般から意見を募集し
ていたのは事実で、FoE JapanやISEPなどの団体も意見を提出しています。しか
し、何一つ反映されていません)

質問)12月13日、同分科会第13回会合で、同案の修正について座長預かりとなっ
た。その後、パブコメ対象の文書を差し換えたと考えられるが、それはいつか。

回答)12月14日9時半に差し換え。その後、12月17日にさらに差し換え。
⇒パブコメ対象文書を2度も差し換えているのですね。12月17日をパブコメの開
始日とすべきではないでしょうか?

質問)「総合資源エネルギー調査会」の基本政策分科会の次回開催はいつか。

回答)12月13日で終了。(エネルギー基本計画案やパブリック・コメントに関す
る審議はしない)

質問)今回集めるパブリック・コメントはどのようにして、検討・反映されるの
か。

回答)新エネルギー基本計画は、基本政策分科会の結果でてきた「エネルギー基
本計画への意見」(現在、パブコメにかかっている素案です)と、パブリック・
コメントを踏まえて策定される。

※「反映されるんでしょうね?」という市民側の鋭い追及に、官僚たちは最後ま
で明言を避けました。

質問)今回、パブリック・コメント以外に、公聴会などを実施する予定はないの
か。

回答)予定はない。

質問)「エネルギー基本計画」の策定スケジュールについてご教示いただきたい。

回答)今後、年内に、官房長官を責任者とする閣僚会合を開催、また別途最終処
分に関する閣僚会合も開催する。そこでの議論を経て、年明け1月を目処に閣議
決定する。

質問)2011年から行なわれた「基本問題委員会」等での議論を経てつくられた
「エネルギー・環境の選択肢」に基づき、2012年夏には大々的な「国民的議論」
が行われたが、これについてはどのように考慮されたのか。

回答)…

質問)「エネルギー基本計画に対する意見(案)」について、以下についてご教
示いただきたい。
①「原子力は準国産エネルギー」としているが、なぜか。

回答)IEAのガイドラインで、原発は「自給エネルギー」にお含めていいことに
なっている。
また、燃料投入量が少なく、2年以上は原料を輸入しなくても利用できる。

②原子力のコストを低廉としているが、その根拠は何か

回答)コスト等検証委員会報告書による
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/npu/policy09/archive02_hokoku.html
原発のコストには、
(1)資本費
(2)運転維持費
(3)核燃料サイクル費 用ウランの取得、使済扱いに係る
(4) 東京電力 福島第一原子力発電所の事故を受けた追加的安全対策
(5)政策経費・広告寄付金他の電源とも共通)
(6)事故リスクへの対応費用
が入っている・・・ことになっている。(P.36)
(6)の事故リスクへの対応費用については、P.42で、
「試算の時点で明らかな費用しては東電 福 島第一原発の事故で、
追加的な廃炉費用が約 1.2 兆円、損害賠償費用が一 過性のもが約 2.6 兆円、
初年度分が約 1.0 兆円、2年度以降の損害(単 年度分)が約 0.9 兆円と試算して
いる。
この費用をモデルプラントベース 兆円と試算している。この費用をモデルプラント
ベースに補正して、約5兆円と仮定した。

③原子力を「安定供給できる」としているが、福島原発事故により結果として現
在ゼロであることをどのように評価しているのか。

回答)…

④「原子力規制委員会によって世界最高水準の新規制基準の下で安全性が確認さ
れた原子力発電所については再稼動を進める」としているが、規制基準が安全基
準ではないことは、原子力規制委員会の田中俊一委員長も明言しているところで
ある。このような認識はあるのか。

回答)認識はある。

⑤「核燃料サイクル政策を引き続き着実に推進」としているが、六ヶ所再処理工
場やもんじゅでの相次ぐ事故やトラブルをみれば、核燃料サイクル政策を継続す
ることは非現実ではないか。

回答)(日本の従来の核燃料サイクルについて説明していましたが、回答にはなっ
ていませんでした)

省庁からの出席者:
資源エネ庁総合政策課需給政策室長:奥家利和さん
資源エネ庁電力・ガス事業部 原子力政策課 課長補佐:宮下さん
原子力立地・核燃料サイクル産業課 専門職 楠見さん

—————————————-
3.サンタデモ報告…東京・福島
—————————————-
12月21日渋谷西口で、12月24日新橋SL広場で、怪しいサンタ集団とゼロノミクマ
が、「エネルギー基本計画にパブコメを!」と訴えました。
27日には、郡山でも寒い中、人見さん、武藤さん、森園さん、蛇石さんなどが、
クマとともに街宣してくれました。お疲れ様でした!
以下、簡単なフォトレポートです。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/1221-96d9.html
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-3cb1.html

—————————————-
4.【何度でも!】エネルギー基本計画へのパブコメお忘れなく。
—————————————-
過去の例をみるとパブコメは件数でカウントしています。何度でも出せます。短
いものを数行だして、じっくり版をさらに出すというのがお勧めです。郵送でも
ファックスでも出せます。家族やグループでまとめて出す場合は郵送が便利かも
しれません。ただし6日必着ですので要注意です。詳しくはこちらを。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-62eb.html
100人が100人に伝え、さらに100人に伝えてみんなが出せば10万件!

以上、長文で失礼しました。

最後になりましたが、本年はたいへんお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

エネ計画パブコメちらしができました!!配布先・ボランティア募集中


吉田明子

FoE Japanの吉田です。

プロセス、内容ともにひどい「エネルギー基本計画案」が市民に意見をほとんど聴くことなく閣議決定されようとしています。(無視されることは明らかであっても・・)1月6日までのパブコメでは一つでも多い声をと、再度呼びかける必要があります。(2012年のパブコメは約9万件)ということで・・

★パブコメ呼びかけのカラーちらしができました!!
こちらからPDFをダウンロードできます。
http://publiccomment.wordpress.com/
友達や家族にわたす、デモやイベントで配る、街頭で配る・・・など、一人でも多くのひとに伝えるために、配布してくださる方を募集中!
希望枚数、送付先を、到着希望日(あれば)を添えて、eシフト事務局(info@e-shift.org、03-6907-7217)までご連絡ください。

★このパブコメを広めるために、短期ボランティア募集中!!
eシフト事務局(FoE Japan、連絡先同上)までご連絡ください。
内容:イベントや集会でのチラシ配布、各地へのチラシ発送、オンラインでの呼びかけ など
場所:FoE Japan事務所(東京・池袋、www.foejapan.org)
もしくは都内、全国各地

<転載・拡散歓迎!>
———————————————————————
【1/6〆】エネルギー基本計画にあなたの声を!数万のパブコメを
http://publiccomment.wordpress.com/
———————————————————————

12月6日、総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会第12回会合で、エネルギー基本計画見直しの事務局(資源エネルギー庁)素案が示され、同日そのまま、パブコメにかけられました。
(その後、6日と13日の2回の審議を経て若干内容に修正が加えられ、パブコメ対象文書は差替えられています。〆切も4日→6日に変更)

「エネルギー基本計画」案の内容は、
・準国産エネルギーである原子力は、重要なベース電源である。
・世界で最も厳しい水準の新規制基準の下で安全が確認し、再稼働を進める。
・核燃料サイクル政策については、引き続き着実に推進する。
などを明確に打ち出したもので、2012年の「国民的議論」を事実上まったく無視しています。

しかし、市民の声を聴き、反映させるプロセスが極めて限られている現在、このパブコメを出さないわけにいきません。
数万を超える声を届けましょう。

★一通でも多くのパブコメが必要です!まずは資料をご覧ください★

[新しい「エネルギー基本計画」策定に向けた御意見の募集について]
2014年1月6日〆切り
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620213015
&Mode=0

[基本政策分科会 開催状況と資料]
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonseisaku/index.htm

★「エネルギー基本計画案」とは?
~民意無視・原発回帰でいいの?!

<民意無視のプロセス>
●2012年「国民的議論」の結果を無視
・経済産業省の審議会の議論の中で、パブリックコメントの結果(8割以上が原発ゼロを選択!)や、その他の調査の結果を受けて「国民の過半が原発ゼロを望む」とまとめられた結果は、資料としてすら出されていない。
・審議会のメンバーは、15人中13人が原発維持・推進の意見を表明。

●市民の声を聴くプロセスが非常に限定的
・1月に閣議決定と言われていますが、それまでに市民の声を聴くプロセスは、ほぼこのパブリックコメントのみ。
・福島や各地での意見聴取会すら予定されていない。

<原案の内容は・・・>
●「準国産エネルギーである原子力は基盤となる重要なベース電源」?
・「準国産」という言葉は詭弁。ウランはほぼ100%輸入しており、核燃料サイクルも破綻。
・事故や災害で止まる原発は不安定な電源
・事故で明らかになった原発の莫大なコスト(事故リスク、損害賠償等)は過小評価

●「世界で最も厳しい水準の新規制基準の下で安全が確認された原発は、再稼働を進める」?
・新規制基準には、抜け穴がたくさん。原子力規制委員会も「規制基準は安全基準ではない」と認めている。
・事故の原因究明も終わっていない。

●「核燃料サイクル政策は、引き続き着実に推進する」?
・核燃料サイクル政策は相次ぐトラブルで破綻。
・六ヶ所再処理工場は1997年竣工予定がいまだ竣工せず。建設費は当初予算の3倍。
・高速増殖炉もんじゅ(まだ実用段階前)は1995年の試運転段階で事故。15年ぶりに運転再開したがまた事故で停止中。
・普通の原発でプルトニウムを無理やり燃やすプルサーマル。10年遅れの4基で実施中だったが、福島原発3号機はキノコ雲を吹き上げる。

★パブコメに加えて
すでに、反映のプロセスがほとんどないパブコメ(それでも重要!!)。加えて、プロセスの不当性についての指摘など、新聞に投書したり、議員さんに呼びかけたりしましょう!