オリンピック招致の前提条件


佐々木慶子

(2013年9月11日;経産省前テントひろば3年目突入記念集会での発言)

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皆さん今日は。私も福島から參りました、原発いらない福島の女たちの一人です。皆さん、東日本大震災で今、家を失ったり、家を追われたりして仮設住宅に住 んでいる人が21万人います。そのうちの15万人は原発難民と言われる人たちです。安倍総理大臣は東京オリンピック招致の最後のプレゼンテーションで、世 界に向って、言いました、「汚染水は福島港湾の0、3キロメートル平方以内にブロックされている。健康問題は過去現在未来にわたって、まったく問題ありま せん」そう言い切りました。

これは私たち福島県民だけでなく、今日ここにお集りの皆さん、そして日本の多くの国民の人たちが、大嘘であると いうことは知っております。安倍総理大臣は大嘘吐きであり、ペテン師です。しかし、日本の総理大臣として世界に向って言い切ったということは国際公約です よね。じゃあ、実現して貰いましょう。オリンピック施設を建てるのもいいでしょう。でも、その前に、仮設住宅から、公共住宅をちゃんと建てて欲しい。そし てオリンピックの時に1号機から4号機まで、すべて沈静化させ、汚染水問題もキチンとコントロールし、仮設住宅に住んでいる人は一人もおりません、と世界 に向って言い切って欲しいと思います。

そうでなかったら、私たち日本人として大嘘吐きの総理大臣は許せません!そういう意味で、私たちはこ れから、日本の総理大臣、原子力規制委員会に向って、再稼動よりも先に今すぐ世界の叡智を集めて、1号機から4号機の状態を調べてちゃんと対応できるよう な、廃炉に向けての作業をしっかり始めていただきたい。そして、そこの現場で、福島の現場で働いている労働者の身にもなって欲しい。安倍総理は一回でも一 日でも、この現場に行ったことがあるんでしょうか?おそらく無いと思います。

皆さん、こうなった以上、世界の眼はオリンピックだけじゃな く、福島原発にも向けられています。ある意味、私はチャンスだと思ってます。外圧を最大のものだと捉えて、それをしっかりオリンピックだけじゃなく、原発 問題もしっかり解決し、そして平和な日本、日本国憲法を象徴とする平和な日本として、世界からのお客さんをおもてなしできれば、本当に私はその時こそオリ ンピックは認められると思います。オリンピック駄目とは言いません。でも絶対に福島原発を解決させる、それが絶対条件です。そういう意味で私たちは諦めな いで頑張っていきますのでよろしくお願いしたいと思います。