沈黙のアピール&FoE Japan-6月10日要請報告


満田夏花

福島県内外の多くのみなさまのご参加および賛同ありがとうございました。アレンジしてくださった佐々木慶子さんに改めて御礼申し上げます。
また、避難者のみなさんから、たいへん切実なメッセージを預かり、読んでいて胸が痛みました。
FoE Japanがこの3週間あまりで集めた署名は、10,571筆、83団体となりました。ありがとうございました。

しかし状況は厳しいです。
福島県が国に要望している住宅支援対象は、去年までの「地震津波による被災者や原子力災害被災者」の記載は消え、「避難指示が継続している区域の避難者ら」と限定した記述に変わったとの情報も入ってきています。
これは自主的避難者の切捨てになるとともに、2017年3月には、ほとんどの避難区域が解除されるという方針が示されている中、実質的には避難者全体の切捨てとなります。

【お願い】
みなさん(とくに福島県民のみなさん、避難者のみなさん)、改めて、福島県に対して、電話やファックスで、「避難者の切捨てはしないで」との声をお願いします。
なるべく丁寧にお願いします。

電話の場合は、代表番号(Tel:024-521-111)にかけ、「秘書課につないでほしい」旨をいい、出た人に要望を伝えたあと、「県知事に伝えたい」などというといいかもしれません。
ファックスは下記に!
福島県総務課秘書課:FAX: 024-521-7900
福島県避難支援課:FAX: 024-523-4260

可能であれば、福島市・郡山市・いわき市などの自治体への電話がけやファックスもよろしくお願いいたします。(自治体に対しては、市民や避難者が要望するのがよいかもしれません。)

1.福島市への要請 対応者:福島市 市民部部長 など
<先方発言要旨>
・福島県からはまだ相談がきていない。それをまってから対応したい。
・福島市としては、今年から避難支援課を設置した。
・一斉に避難を打ち切るのではなく、避難者の実状に応じた対応をするべきだと考えている。

こちらからは、山形に避難して、帰還せざるをえなかった人や、京都に避難された方から、避難者のおかれた苦境について切々と訴えました。

2.庁舎前でアピール
このあと、県庁前でハンガーストライキを続けられているHsinkの坂本建さんを激励にいきました。
また、参加者一同も庁舎前で横断幕を広げました。脱原発かながわさんが撮影された写真を添付します。

3.福島県への要請 対応者
福島県 総務部 秘書課長、避難支援課課長 など

当方からは、佐々木慶子さんが、「沈黙のアピール」の要請書、FoE Japanから
署名および避難者からのメッセージ、蛇石郁子さんが「原発事故子ども・被災者
支援法推進自治体議連」「福島原発震災情報連絡センター」「原発事故被害者の
救済を求める全国運動先方発言要旨」から要請書を提出しました。

やりとりの中で、先方は、福島県として避難者の住宅支援の期限について、国に
どのような要望を出しているのか明らかにしませんでした。
こちらから、何度も、「住宅支援の期限については、国に延長する方向で要望しているんですか? 打ち切るという方向で要望しているのですか?」とたずねたのですが、「協議中」とのみ回答。

また、避難者の声を国に伝えてほしい、というこちらの要望に対しても、なかなかはっきりした答えがなかったのですが、こちらが粘りにねばって、ようやく「伝えます」との一言を引き出しました。

<片山かおるさんフェイスブックでアルバムと詳細な報告を書いてくださっています>
https://www.facebook.com/kaoru.katayama.7/media_set?set=a.695865987209651.1073742045.100003587671141&type=3&pnref=story

<Hsinkの坂本建さんが、住宅支援の継続を求め、塩と水だけのハンガーストラ
イキをなさっています。OurPlanet-TVのインタビュー>
「住宅支援の継続を」福島県庁前で避難者がハンスト
http://ourplanet-tv.org?q=node/1926
連日の要請の状況については、Hsinkのフェイスブックをご覧ください。
https://www.facebook.com/hinansienkanagawa?fref=ts


満田夏花(みつた・かんな)
携帯:090-6142-1807
ツイッター:@kannamitsuta
FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986

福島県に声を!~住宅支援を打ち切らないで!


満田夏花

「沈黙のアピール」と「FoE Japan」の共同の呼びかけです。
原発事故避難者の住宅支援の継続を求め、福島県に対して要請行動を行います。
アレンジしてくださった、佐々木慶子さんに感謝いたします。
避難者のみなさん、支援者のみなさん、ぜひご参集ください!
—————————————–
6・10「住宅打ち切り」反対の声をさらに届けよう!
~原発事故の避難者たちのいのち綱切らないで!~
http://www.foejapan.org/energy/action/150610.html
—————————————–
Aパート: 対 福島市要請(実施調整中 予定~6/8中には確定)
県への要請に先立ち、福島市に要請を行うことを調整中です。

Bパート: 対 福島県要請(確定)
実施日:2015年6月10日(水)
集合時間&場所:14:00  県庁西庁舎2F 県民広場
スタンディング・アピール:14:30から
場所:西庁舎玄関前(鳴り物は使わず、静かにアピール)
要請時間:15:00~16:30
要請場所:仮庁舎(西庁舎前の2階建て)2Fの角部屋
要請先:福島県知事
県側出席者:知事直轄秘書課課長、避難者支援課課長、産業廃棄物課課長
記者会見&場所:17:30から  県政記者室(予定)

※注意事項:福島県庁は、目下、改修中で通行に制約があります。とくに構内駐車場では、一般車は駐車できません。道路を挟んだ北側のこれまでの駐車場に入るのに時間がかかりますので、ご注意ください。
※幅広いみなさんのご参加をお待ちしております。
※避難者のみなさまには、「ハイロアクション」が旅費の補助をしてくださいます。事前に主催者までご連絡ください。
※6月9日まで、賛同団体と避難者のみなさんからのメッセージを募ります
<賛同団体はこちらから登録してください>
https://pro.form-mailer.jp/fms/f1b54a8378816
<避難者からのメッセージはこちらから>
https://pro.form-mailer.jp/fms/12fc83ee78817

<趣旨>
国・福島県はこのほど、3・11福島原発事故による「避難者への住宅支援の打ち切り」の方針を打ち出そうとしています。6月の中旬には意思決定をするとみられています。

放射線被害を避けるため、やむなくふるさとを離れざるをえなかった避難者たち。その多くは、借り上げ住宅を利用しています。
避難者たちにとって、住宅支援が絶たれることは、いのち綱を切られることを意味します。
避難者の苦悩に追い討ちをかける、住宅支援の打ち切り方針に、断固反対の声を届けましょう!
福島県が、県民を守る姿勢を示し、「住宅支援の打ち切り“ノー!”」を国に対して明確に示すように、福島県に対してさらに声を届けませんか?
これまでのさまざまな訴えに加えて、波状要請を行いましょう。

主催は、「沈黙のアピール」と「FoE Japan」の共催で行います。ぜひ、みなさん、ご参加ください!

※問い合わせ先
「沈黙のアピール」TEL:080-5563-4516(佐々木)
「FoE Japan」 TEL:090-6142-1807(満田)
E-mail:kanna.mitsuta@nifty.com

※「住宅支援を打ち切らないで!」署名、6月末まで継続しています。英語・フ
ランス語・ドイツ語(準備中)もあります。ぜひ海外に広めてください!
http://www.foejapan.org/energy/action/150517_jutaku.html

※Hsinkの坂本建さんが、住宅支援の継続を求め、塩と水だけのハンガーストラ
イキをなさっています。連日の要請の状況については、Hsinkのフェイスブック
をご覧ください。
https://www.facebook.com/hinansienkanagawa?fref=ts

満田夏花(みつた・かんな)
携帯:090-6142-1807
ツイッター:@kannamitsuta
FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986

沈黙のアピール・99


佐々木慶子

恒例の「沈黙のアピール」その98をに行って以来、長い間お休みさせてしまい申し訳ありませんでした。
知事選が不本意に終わったことを真摯に受け止め、新たな覚悟で取り組んでいくつもりですのでこれからもよろしくお願いいたします。
内堀雅雄知事就任後、出来るだけ早く実施したかったのですが引き継ぎ直後の煩雑さを考慮していたらぎりぎり年末になってしまいました。仕事納め目前の中、無理にお願いしたこともあり直前のお知らせですみません。
「沈黙のアピール」その99を以下の要領で行います。なお、次回は(日時まだ未定ですが決まり次第、早めにお知らせいたします。)100回目を迎えます。その時には普段にも増して盛り上げたいと思っていますので多くのみなさま方に参加していただきたいと思っています。

今回は内堀体制初ということもあり、私たちの内堀知事への率直な想いを伝えたいと思います。また重点項目として「核のゴミ焼却炉問題」(野焼き規制を切り口として)と、県選挙管理委員会に対して投票日当日受付時間が18:00までを20:00までにするようにも交渉する予定です。御身一つで構いませんのでぜひ、ご参加ください。

○項  目: 「沈黙のアピール」その99
○日  時: 2014年12月22日(月) 14:30~17:00頃
○集合場所: 福島県庁西庁舎 2F 県民広場
○交渉場所: 自治会館 301号室
○日  程:14:30~  打合せ(県民広場)
14:55   交渉場所へ移動
15:00~  交渉開始
※ 秘書課との交渉終了次第、県選管との交渉に切り替えて、
その場所で行う予定です。
○ 内 容: ①「沈黙のアピール」その99 としての要請書
②「野焼き規制に対して公開質問&要請」(仮題)
③ 他寄せられた申し入れ書
○県側出席予定者:秘書課長、産業廃棄物課課長** 、選管委員長
※ 今回は秘書課を中心にして他は項目によって対象課を絞りま
した。
○ その他: 当日、申し入れ書あったもの。要望ある方はご持参ください。 一人でも多くの方の参加をお待ちしています。

6月の「沈黙のアピール」


佐々木慶子

みなさま

恒例の「沈黙のアピール」その97を6月6日(金)に行います。

前回4.17の際、その冒頭でFoE Japanの手引きでベラルーシとドイツからの市民活動家の表敬訪問を受け、ベラルーシのメンバーからチェルノブイリ以来の被害状況、ドイツのロットヴァイル市長からのメッセージとロットヴァイル市の青年たちが世界から集めた「平和の折鶴」の束が送られました。その折鶴とメッセージは県庁西庁舎の玄関ホールに現在、張り出されています。
この日の「沈黙のアピール」には3件(沈黙のアピール、浅田正文さん 田口茂さん)の要請書に従って約2時間半にわたって真摯に行われました。その全容はIWJが流してくださいました。その際に要望した回答を5月27日に受けました。添付したのでご覧ください。

6月6日の沈黙のアピールは以下の要領で行います。回答書を受けて、さらなる具体化に向けて交渉する予定です。

○項  目: 「沈黙のアピール」その97
○日  時: 2014年6月6日(金) 14:30~17:00頃
○集合場所: 福島県庁西庁舎 2F 県民広場
○交渉場所: 自治会館 4F 401和室
○日  程: 14:30~  打合せ(県民広場)
14:55   交渉場所へ移動 (自治会館 4F 401和室)
15:00~   交渉開始
○ 内 容: ①「沈黙のアピール」その97 としての要請書
②その他寄せられた申し入れ書
③継続内容
○県側出席予定者:秘書課長、原子力安全対策課長、エネルギー課長、
、避難者支援課長、地域医療課長
○ その他: 当日、申し入れ書ある方はご持参ください。もちろん御身一つだけの参加だけで大歓迎です!お待ちしています。

<以下に参考のために前回4月の「沈黙のアピール」の要請書を添付します。>

2014年4月17日
福島県知事 佐藤雄平様
福島県秘書課 課長  成田良洋様
福島県エネルギー課 課長  佐々木秀三様
福島県原子力安全対策課 課長  渡辺仁様
福島県県民健康調査課 課長  小林弘幸様
福島県避難者支援課 課長  野地 誠様
福島県産業廃棄物課 課長  山田耕一郎様
福島県地域医療課 課長  伊藤直樹様

― 沈黙のアピール  その96 ―
未曾有の原発事故から3年が経ってもなお、深刻化の一途をたどっている事故現場と、福島県の放射能被曝状況の終息に一層全力を挙げると共に、これらの事実をないがしろにするかのような「エネルギー基本計画」に対して、県として国に対して強い異議を正式に文書で発信することを求める要請書―

沈黙のアピール 呼びかけ人代表 佐々木慶子(080-5563‐4516)

3.11福島原発事故から3年1カ月が経ちました。県内各地には桜が咲き誇り、森羅万象全てが命を輝かせる時、あふれるばかりの自然の恵みを共に喜び、心から味わい、生活の糧に出来ない悲しい春がまためぐってきました。事故現場では爆発した原子炉の全容はいまだに分からず、汚染水問題を筆頭に緊急事態が連日のよ
うに発生し、毎時1千万ベクレルと言われる放射能が空に、海に、土壌に拡散され続けています。県民は放射能被曝の下で放射能汚染におびえながらの生活を余儀なくされています。

汚染水対策は後手後手に回りお手上げの状態を呈しています。予算をケチっての粗製乱造のタンクからの高濃度の汚染水漏洩に加えて、止まらぬ人為ミスが昨年10月頃から続き、最近もバルブの操作ミス(2月)や電源のスイッチ操作ミス、タンクの破損事故など人為的ミスとしか考えられないような事故が相次いでいます。これらは東京電力の根本的営利至上主義的運営方針に起因していると言えるでしょう。高い線量を浴びながら最も過酷な現場で働いている原発労働者こそ優遇されるべきです。危険手当などの賃金搾取や立ったまま食事を取らねばならないような粗悪な労働環境こそ改善され、労働意欲が喚起されるような労働条件の向上が必要です。原子炉冷却は水冷方式だけなのでしょうか。「空冷方式」もあるのではないでしょうか。ここにこそ、世界からの叡智を集中させるべきではないでしょうか。

地下水も含めると毎日、千トンもの汚染水が発生していると言われています。その処理の一環として「地下水バイパス」が考えられ実行されようとしています。これは原子炉に入る前の地下水を汲み上げて海洋放出をするというものです。しかし本当に汚染されない水を放出すという確証がなく、原発敷地内からの海洋放水は風評被害にもなりかねず死活問題として県漁業共同組合連合会(県漁連)は特に強く反対していました。このほど県漁連からの「苦渋の選択」として了解を得られたとしてこの5月にも海に放水されるということです。ところが試行段階で汚染濃度が高いことが判明したところ、水増しして薄い濃度にして放出するとい無責任極まりない方策を言い出しています。汚染水の海洋放出は海洋汚染拡大と海産物汚染被害となって生体濃縮につながります。海洋汚染は県内・国内だけにとどまらず、全世界への被害拡大です。

1F4号機の廃炉作業は昨年11月から一触即発の危険な作業が行われており、つい先日、クレーンに故障が発生し、ひやりとさせられました。このように私たちは随時、「第2のフクシマ」が起き得る環境にあります。福島と限らず、3.11以降、日本は地殻活動が顕著になり全国で地震が頻発しています。いつどこの原発が「第2のフクシマ」になりかねません。それに備えての防災避難訓練は万全なのでしょうか。中でも放射能被害への「ヨウ素剤配布」県民対策は県として大失策のそしりを免れません。県はヨウ素剤は確保してあったにもかかわらず服用については指示を出さず自治体任せたままでした。事故直後にいくつかの自治体や個人からの配布要求に応えず、唯一、三春町の独自決定のみでした。しかし、県立医大の教授・医師たちやその関係者には配布され服用を促されていたというものです。このことはFRIDAY(2014,3.7号)に暴露されました。県民をないがしろにし、自己保全のみを図った許しがたい行為です。「県民の安全安心が最優先」と言っていた県知事のことばの虚しさを語る何物でもありません。

行き場を失っている放射性廃棄物も除染作業と正比例して増え続け、一般家庭の敷地内にまで捨て置かれています。キロ当たり8,000ベクレルを超える指定廃棄物の処分に行き詰まり、国・環境省は市町村単位に仮設焼却炉建設をもくろみ、地元住民には秘密裏に事を進めようとしています。排ガスには放射能物質が含まれ、内部被曝の恐れのあるものです。これは生活圏に建てられる「ミニ原発」建設と同じようなものであり、放射能被害をさらに拡散させるものです。鮫川村や塙町を突破口にしようとしましたが塙町は住民の町長リコールを辞さない程の住民たちの抵抗にあい断念しています。鮫川村も住民からの強い反対運動を受け、県も工事中断を行い3カ月程止まりましたが強行されてしまいました。ところが9日目で爆発を起こし、現在停止中です。このような焼却炉建設はこれから都路、飯舘、伊達市、福島市、二本松市、郡山市など20カ所程建設予定さています。さ
らには全国展開も目論まれています。県としてこの問題をもっと真摯に捉え県民への被害を防止すべきです。

第15回の県民健康調査結果によれば75人もの子どもに甲状腺がんが見られたと報ぜられています。平常で百万人に一人に対して25万人に75人という数は異常です。「放射能日よるものとは言い切れない。」と言い切れるのでしょうか。震災関連死者数も1600人を超え、震災関係自殺者数も原発事故後3年間は10人、13人そして昨年は23人と急増しています。ここには県外避難者数は入っておらず、それを含めるともっと大きな数になるはずです。未来を担う子どもたちの命を救う対策が早急に求められます。このように放射能被曝は大人にも子どもにも夢や希望の持てない現実を突き付けるものです。

この4月1日、20キロ圏内では初めての「都路の避難指示解除」を行いました。しかし、除染はしたものの放射線による健康被害は払拭されず、既存希望者は4分の1程度とも言われています。早期帰還者には特別補償金を出し、避難指示解除地区住民の手当ては打ち切るという非情なものです。これは無理な帰還促進策であり、安全偽装とも言えないでしょうか。

昨年12月6日、安倍政権は希代の悪法とも称せられた「特定秘密保護法」の強行採決に引き続き、この4月11日、原発を「ベースロード電源」と位置付けた「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。これは民意を無視したものであり、なにより、世界最大の過酷な原発事故から何も学んでおらず、最大被害者である福島県民を冒涜するものです。福島県として「福島原発を全基廃炉にし、再生可能エネルギー県として再構築する。」という決定に真っ向から逆らうものです。このような国の原発推進対して、県はさらに明確な県民の立場に立ったメッ
セージを県として正式に宣言すべきです。県民被災者が真に希望ある生活再建ができるように主体性をさらに発揮すべきです。また、東京電力にはもっと危機意識を持たせ、世界からの叡智を求めて目下の非常事態から脱するための最善の方策の確立を求めるべきです。経産省と東電が小中学生を対象にした「廃炉副読本」を作成する計画など本末転倒です。

今まさに「原発ゼロ」か「推進ごり押し」かの瀬戸際・分岐点に立っていると言えます。最も被害を受けている福島県は最も強く、この過酷事故を繰り返さないための方策や原状復帰に近づけるための被害賠償を求める権利があるはずです。福島県からの声こそ最も重要視されるべきではないでしょうか。県知事はもっとしっかり県民の思いに沿ったメッセージを出し、存在感を示すべきです。以上述べた通り、福島県は“非常緊急事態”なのです。いつ「第2のフクシマ」が起きてもおかしくないのです。この緊迫感が東電にはもちろん、福島県に
もそれほど感じられません。

福島県は被曝者・県民のいのちと財産そして安心・安全なくらしをもたらすようにさらなる英断を下すべきです。もっと緊迫感を持って全力を挙げて、目下の“非常緊急事態”から脱するために、世界に発信し、世界からの叡智を求めるべきです。
以上のことを踏まえ、これまでの項目に引き続き以下のことを強く要請いたします。

― 記 ―
1 国の「エネルギー基本計画」に対して県として明確な異議を正式に文書で発信すること。
2 原発事故現場の事故終息に向けての緊急対策を世界から収集し、まずは汚染性対策へのより効果的な方法をとること。
3 原発作業員の補充付則や質的低下を防ぐために、労働環境や条件の改善に早急に取り組むこと。
4 「第2のフクシマ」に備えての避難・防災・放射能対策をたてること。ヨウ素剤は各自治体に事前配布しておくこと。
5 県民の健康調査のデーターを県民のために活かし、県民の健康被害払拭に努めること。「健康手帳」(仮称)の配布や簡便で正確な食料品放射能測定機を各戸に配布すること。
6 ゴミ焼却炉の問題点を掌握し、建設計画を止めること。
7 国の復興手当て予算を県内被災者の生活再建に直結するように要求すること。
8 「再生可能エネルギー」を安全に具体的に促進すること。

以上

沈黙のアピール 96


佐々木慶子

恒例の「沈黙のアピール」は1月17日以来、2カ月お休みしてしまいました。
2012年8月開始以来初めて、2か月も間隔をあけてしまい反省しています。4月17日に「沈黙のアピール」その96を行います。
この間、県漁業協同組合連合会(県漁連)による「地下水バイパス計画」の容認(3.25)、「エネルギー基本計画」の閣議決定(4.1)、20キロ圏初の「都路の避難指示解除」(4.1)など原発を巡る大きな動きがありました。

また、福島原発事故現場は連日のように問題事態の発覚が相次ぎ、事態は終息どころか課題が山積し深刻化の一途をたどっています。

これらを踏まえ、要望書を提出したいと考えています。みなさん方からの要望がありましたらお知らせください。また当日、メッセージ持参も歓迎です。
今回は冒頭に,ベラルーシとドイツからの市民団体の人たちが来訪し,彼らが「原発のない平和な世界」を祈って集めた”折鶴”を福島県に贈呈する場を設定します。

今回は以下の項目を重点的に行いたいと思っています。
①汚染水対策を最緊急対策として国を挙げて全世界からの叡智を要請して取り組むこと!

②4月1日に閣議決定された「エネルギー基本法」は原発をベースロード電源に位置付け、再稼働をも視野に入れており、原発事故最大被災県として容認できるものではありません。「全基廃炉」という県の方針とも相反します。県として「エネルギー法案」に対する懸念を正式メッセージを発すること。

③具体的な防災・避難対策を!ヨウ素剤の事前配布を!

④県内各地の焼却炉問題の把握と建設停止要請を!

⑤第14回県民健康調査結果の考察と対策を求め、「子ども・被災者支援法の内実化の要請を!などについて強く迫ります。

4月の沈黙のアピールは以下の要領で行います。回答書を受けて、さらなる具体化に向けて交渉する予定です。

○項  目: 「沈黙のアピール」96
○日  時: 2014年4月17日(木) 14:30~17:00頃
○集合場所: 福島県庁西庁舎 2F 県民広場
○交渉場所: 西庁舎 3F 301会議室
○日  程:
14:30~  打合せ(県民広場)
14:55   交渉場所へ移動
15:00~
①ベラルーシ&ドイツからのゲストによる「折鶴」贈呈
②交渉開始
○ 内 容:
①「沈黙のアピール」96 としての要請書
②その他寄せられた申し入れ書
③継続内容
○県側出席予定者:秘書課長、原子力安全対策課長、エネルギー課長、産業廃棄物課長、県民健康調査課、避難者支援課長、地域医療課
○ その他: 当日、申し入れ書ある方はご持参ください。もちろん
御身一つだけの参加だけで大歓迎です!お待ちしています。