東電株主代表訴訟 第29回口頭弁論


松田奈津子

2012年3月5日に東電取締役等に対して提起した「東電株主代表訴訟」ですが、今回の期日において、当方のIAEA技術文書に基づく主張への補助参加人からの反論(第20準備書面)への反論書面を陳述予定です。
なお、政府事故調のヒアリング調書に対する文書提出命令申立に関しても、まもなく裁判所の判断がなされる見込みです。

3・11からまもなく5年9カ月を迎えますが、未だだれも責任を取っていない東電福島第一原発「事件」。
この訴訟によって、取締役の責任追及の重要性を多くの人に知っていただく機会になればと思います。

期日後は、弁護団からの報告の後、原告でもある山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)を迎え、学習会「東電の闇―報道されない大事なこと 汚染水から原発分社化まで」と題し、わかりやすく解説します。
最近の東電の不始末や実質国営化状態の継続などの背景を知るとともに、未だ収束の見えない核事故の現状を考える機会になると確信しています。
平日の昼間の時間帯になりますが、ぜひご参加ください。

2016年12月15日(木)13時半~

【直前地裁前アピール】
・12:30 ~東京地裁前(最寄:霞ヶ関)

【第29回口頭弁論期日】
・13:30~ 東京地裁103号法廷

【記者会見】
・14:00~ 記者クラブ(東京高裁2階)
出席:弁護団:河合弘之、海渡雄一、甫守一樹ほか
原告:堀江鉄雄(原告代表)、木村結(事務局長)、ほか

【報告&学習会】※14:30~通行証配布
・15:00~
裁判報告 甫守一樹 弁護士(弁護団)
学習会 講師:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

参加費:無料
会場:衆議院第2議員会館第1会議室
(1階地下)
(最寄:国会議事堂/永田町)

▼詳細はこちら
http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/

「コミュタン福島」での学習会、予想以上の参集


佐々木慶子

11.23のフクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)の学習会は「環境創造センター交流棟/コミュタン福島」で行われました。会場が市街地でなかったので心配された参集者は予想MAXを超え準備資料数60を超え70人ほどになりました。
‟世界初の視点”と銘打って後藤忍さんによって行われた講演ー「『チェルノブイリ博物館』と『コミュタン福島』の展示を比較して」-はとても好評でした。両展示館の事実を比較することによっておのずと「コミュタン福島」の実相が浮き彫りになりました。

goto_situgi

続いてのミニ講和「環境創造センターの国際的文脈」はFAPの副代表でNGO連合体「核兵器廃絶国際キャンペーン」の国際運営委員である川崎哲さんによって行われ、IAEA(国際原子力機関)やJAEA(日本原子力研究開発機構)と環境創造センターの研究棟との関連に触れ、グローバルな視点からの問題提起を受けました。

多くの参集者から「よかった。」という感想が聞かれ、当日、参加していたコミュタンの職員2人からも今後の参考にしたいとのコメントが寄せられました。(朝日11.27の福島版に大きく掲載)
3.11福島原発事故を風化させないように、どのように捉え、どのように後世に伝えていくか、そして放射能被ばくをいかに低減化するかをFAPとしてこれからもしっかり見据えていきたいと思っています。
参加してくださった方々にはあらためて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

コミュタン福島展示内容における改善点要望書


フクシマアクションプロジェクトは11月22日、福島県環境共生課に以下の要望書を提出しました。

 

コミュタン福島展示内容における改善点要望書

201611

福島県知事 内堀雅雄 様

環境共生課課長 遠藤洋 様

フクシマ・アクション・プロジェクト

共同代表 小渕真理/武藤類子/佐々木慶子

【総論】

(1)福島県民の暮らしが3.11福島原発事故後どのように変わったのか。避難や賠償、健康問題も含め、それらの苦悩の実態を展示内容に反映してほしい。

(2)福島県内で日々増えている除染ゴミは県民の生活する空間と直結している。展示内容の中に除染ゴミがなぜ生まれるのか、それに対してどのように対策を行い、将来どのようにしていくのかということを入れてほしい。

(3)汚染水についても県内の漁業に携わる人々や生態系にも影響を及ぼしていることから、汚染水についての説明、対策なども展示内容に入れてほしい。

【各論】

1.20123月時点の概念の明示を

福島県知事が20123月に発表した「福島の未来への宣言」は、3.11後に福島県が目指すべき基本的な理念、原発事故から年月が経過しても色あせない考えが明示されたと考えています。ぜひこの宣言を玄関ホールを入ってすぐ右にかかっている「福島の未来への宣言」の個所に掲げてほしい。

2.被災者の生活‐苦悩の実態の提示を

・福島県の生活の暮らしが3.11を機に劇的に変わったことを明記してほしい。例えば、健康調査が始まったこと、モニタリングポストが県内全域に設置されたことなど、福島県だけが語るべきこと展示してほしい。

県民の生業や生活の場奪われた苦悩の実態の描写も記載してほしい

3.厳しい現実を示すデータの提示を

・安定ヨウ素の説明も展示してほしい。

201110月に知事が米の安全宣言を行った後汚染米が見つかったということなど、県として教訓を掲載してほしい。

・「農林水産物のモニタリング」の展示では、2015年以降の検査では汚染率は0%と表記しているが、過去には基準値を超えるお米が出ていることから、2015以前の状況もきちんと明記してほしい。

・「住宅除染進捗率」の展示では、色々な理由を背景として除染を断った人はカウントされていないと思われるので、そのような事実も明記してほしい

・「避難者数」の展示に記載されている避難者数には住民票を移した人カウントされているのか、そのような事実も明記してほしい。

・ホットスポットを明示する展示も行ってほしい

・低線量被曝の危険性について説明する展示も行ってほしい「しきい値」がないことも明示してほしい。

・「探るラボ」のクイズでは、 人工放射線が体内にダメージがあるかどうかという質問の答えが×だった。このようなクイズはきちんと読まないと放射線は人体に影響はないのだと子供たちは誤解してしまう。このような恣意的だと疑われるようなクイズは直して欲しい。

4.廃棄物と環境問題のつながりの提示を

除染ゴミ対策フレコンパックの野積み状態や減容化と称してのごみ焼却処分による有害物質の空中拡散などにより、福島県内の環境を汚染するという新たな問題を引き起こしている。そのため、福島県内(一般家庭も含め)で大量の除染ゴミが生まれている事実とそれらのゴミに対する対応について(県内に設置された仮設焼却炉を含め)明記してほしい。

5.展示方法の改善を

・球形シアターの画面がボケており、色も不鮮明なので、改善してほしいまた、カメラワークの基本を全く無視した撮影方法と撮影場所の選定を考え直してほしい。

・言語対応は見出しを英語にしているレベルだったので、その中身の説明にも英語を加えてほしい

・館内のアテンダントでは英語対応を可能にしてほしい。

以上

もっかい事故調セミナー


澤井正子

▋つぎつぎに認められる“ゾンビ原発”の再稼働—その危険な側面—▋

日時:11月26日(土)PM1:00-4:30(事前申込みはありません)
場所 :岩波書店セミナールーム
(岩波アネックス3F・1Fは岩波ブックセンター)
(地下鉄神保町駅下車)
(チラシ・会場地図はhttp://www.cnic.jp/7218 )
資料代:500円
パネリスト:
上澤千尋(原子力資料情報室)
佐藤暁(元GE原発技術者)
小倉志郎(元東芝原発技術者)
田中三彦(元日立系原発技術者)
*もっかい事故調:国会事故調で事故原因調査を担当したメンバー(元委員,元協力調査員)の有志が集い,事故調査を継続している.

福島第一原発事故を受けた炉規法改定により、原発の運転期間は「原則40年」
に制限された。しかし、これはあくまで“原則”である。原子力規制委員会が認めれば、最長20年の期間延長が認められるのだ。よくあるザル法のようだが、原子力規制委員会発足直後の記者会見で、田中俊一委員長は確かこう話していた。期間延長への対応は「相当困難」である、と。
ところがどうしたことか。運転年数40年を超え、墓場へと向かうと思われていた関西電力の高浜1号(運転開始1974年)と高浜2号(同1975年)の二つの老朽化
原発が、今年2月、あいついで運転延長が認められた。そして、翌月には、同じ関西電力の美浜3号(同1976年)の運転延長も認められた。期間延長は相当困難どころか、半死半生のゾンビ原発がいとも簡単につぎつぎと蘇っている。早くも「40年ルール崩壊」の感がある。
40年を超えた原発、あるいはそれに近づきつつあるゾンビ原発予備群。日本にはこうした“老朽化原発”がじつに多い。現在再稼働が目論まれている42基の原発のうち、運転年数が30年を超えるものがじつに17基もある。これらの老朽化原発は浅い知識、古い技術、古い法規、古い審査体系をもとにつくられている。そんな原発が当初の想定寿命を超えて運転延長されることにはどんな大きな危険があるのかを、まずパネリストが提示し、参加者の方々と全員で議論したい。

主催:もっかい事故調
賛同:原子力資料情報室
協力:岩波書店「科学」編集部
問い合わせ:
090-4422-5394(澤井)
sawai@cnic.jp

第49回 月1原発映画祭


西川直子

築50年の木造民家を耐震補強再生改修した谷中の家で、
11月6日(日)、スウェーデン映画『脅威』を上映します。
スカンジナビア半島北部でトナカイ遊牧生活をしてきた先住民族、
サーミの人々はトナカイが大量に殺処分されるなど
チェルノブイリ事故による放射能汚染で 大打撃を受けました。その様子は、
酪農はじめ福島の農林水産業の現実と重なります。
当日は、映画の日本語版制作に携わった荒川俊児さんと、
スウェーデン在住の松田青子さんをゲストに迎えてお話をうかがいます。

===============================================================
第49回 月1原発映画祭+交流カフェ
『脅威』上映+トーク「北欧サーミとチェルノブイリ事故をめぐって」
===============================================================

■日時:11月6日(日)
【1回目上映】14:00~15:20(開場13:30)
【2回目上映】16:00~17:20(開場15:30)
トーク 17:20~18:15 ☆1回目をご覧の方もご参加いただけます。
【交流カフェ】18:30~19:30

■映画『脅威』 http://www.eizoudocument.com/0648FILM003.html
スカンジナビア半島の北部でトナカイの遊牧生活を営むサーミの人々のチェルノブイリ後を描いた映像詩。サーミの人々は、豊かな大自然のなかに、生活のすべてをつくりあげてきた。ところが、チェルノブイリの死の灰が彼らの地を突然襲った「あの日」以来、彼らの生活は根本からくつがえされてしまった。彼らの暮らしぶりと、サーミ人の夫婦ユンさんとリリムールさんの淡々とした語り口のなかから、サーミの人たちの心が伝わってくる。ベルリン映画祭特別賞受賞。(ステファン・ヤール監督/1987年/スウェーデン/72分)

*各回上映後に、ヤール監督のショート・インタビュー(今年4月にスウェーデンで放映されたチェルノブイリ30周年のTV番組より)を上映します。

■トーク・ゲスト
・荒川俊児さん(映像ドキュメント.com)
・松田青子さん(スウェーデン在住)

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。
http://www.jtgt.info/sites/default/files/2013-05-14.jpg

■参加費/定員
【1回目・2回目上映(トーク込)】各1000円(パンフレット付)/定員30名
【交流カフェ】500円(軽食+1ドリンク付)/定員20名

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。
1.申込みフォーム
【1回目上映】http://kokucheese.com/event/index/432089/
【2回目上映】http://kokucheese.com/event/index/432090/
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/432091/
*交流カフェは、上映とは別にお申込みが必要です。

2.メール eigasai@jtgt.info
*件名を「月1原発映画祭申込み」として参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、参加内容(1回目、2回目、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

++++++++++++++++++++++++++++
2017年1~3月の予告
++++++++++++++++++++++++++++
長編ドキュメンタリー『遺言』(豊田直巳・野田雅也共同監督)
http://yuigon-fukushima.com/
を3回に分けて上映します。

・1月8日(日) 第1章 汚染(取り残された住民たち)
第2章 決断(酪農家人生の崩壊)
・2月5日(日) 第3章 避難(ご先祖さまを残して)
第4章 故郷(つなぐ想い)
・3月5日(日) 第5章 遺言(原発さえなければ)

■主催:月1原発映画の会
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)
問い合わせ先 eigasai@jtgt.info

【原発事故被害者の救済を求める全国運動】10/26 第三期請願署名提出集会


満田夏花

原発事故被害者の救済を求める全国運動では第三期請願署名に取組みました。
おかげさまで、約20万筆の署名が集まりました。

請願項目は以下の通りです。
1)原発事故避難者の無償住宅支援の継続を求めます。
2)住民の意向を無視した、早期の避難指示区域の解除と賠償の打ち切り方針の
撤回を求めます。最低限、国際的な勧告に基づく公衆の被ばく限度である年1ミ
リシーベルトを満たすまで賠償や支援を継続すべきです。
3)福島県内外における健診の充実・拡大と医療費の減免を求めます。

10/26、各地の避難者からの報告と請願署名の提出集会を行います。
原発事故被害者とともに、立ち上がりましょう!
ぜひご参加ください。また拡散にもご協力ください。
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/evt_161026.html
フェイスブック:https://www.facebook.com/events/1445627005452850/ ←お友達をご招待ください!

日時:2016年10月26日(水) 13:30~16:30
会場:参議院議員会館 講堂 ★当日13:00 より、ロビーにて通行証をお配りします。
主催:原発事故被害者救済を求める全国運動 http://act48.jp
共催:
ひだんれん(原発事故被害者団体連絡会)、「避難の権利」を求める全国避難者の会、原発事故子ども・被災者支援法市民会議

内容:
・全国運動の取り組み報告
・住宅支援打ち切りに反対する各地の取り組み
■ リレー報告 北から南まで  ■ 福島県内の自主避難者からの報告
・甲状腺がんの現状と患者支援の取り組み ほか

タイムスケジュール:
13:30 全国運動共同代表挨拶                        宇野朗子さん
13:40 全国運動の取り組み報告 請願3項目の現状と求める内容        満田夏花
13:55 住宅支援打ち切りに反対する各地の取り組み リレー報告 北から南まで 北海道:宍戸隆子さん
千葉:三原史世さん
東京:熊本美弥子さん 神奈川:村田弘さん
新潟:中山均さん 関西(京都・兵庫):調整中
15:00 福島からの報告-県内自主避難者に対しての住宅支援打ち切り問題-   大河原さきさん
15:20 甲状腺がんの現状と患者支援の取り組み                武藤類子さん
15:40 国会議員への署名提出と行動要請書提出
15:55 国会議員より
行動要請提起:瀬戸大作さん
16:20 まとめ 全国避難者の会より 長谷川克己さん

★集会終了後、17:00~18:30 参議院議員会館前でアピール行動に取組みます。
お問合せ
原発事故被災者の救済を求める全国運動(国際環境NGO FoE Japan内)
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel: 03-6909-5983 Fax: 03-6909-5986

フクシマ・アクション・プロジェクト 対県交渉


対県交渉 議事録

201691511時~福島県庁舎

出席者:福島県生活環境部環境共生課 遠藤洋、三浦俊二

小渕真理、小池光一、後藤忍、佐々木慶子、人見やよい、武藤類子、川崎哲、越智信一朗

佐々木慶子

県環境創造センターが開設されたので、これまでの意見交換がどう生かされているのかを確認したい。また今後も県と建設的な意見交換を行いたいと考えています。731日に事前見学をさせていただいて、その日の午後に遠藤課長と話をさせていただきました。今回も交流棟の展示内容について意見交換したい。整備推進室がなくなったということですが、今後環境共生課と新たに話し合いを続けていきたいと思いますが、よかったでしょうか。

三浦俊二

はい。

佐々木慶子

あちらはあちらの分野、こちらはこちらの分野があると思いますが、こちらを通じて、あちらに何かあったら伝えてほしいけれど、よいでしょうか。

三浦俊二

はい。

佐々木慶子

県内外、国外の方も見ることができるようにと思うのですが、今日見てきた川崎さんから気づいた点をお願いします。

川崎哲

印象として、この問題について以前からお話させていただいた内容が反映されていると思いました。基本的にお伝えしてきたのは、今の放射線の状況について過度に楽観的になり過ぎず、危険なこと、事故などの悲惨なことはそのまま伝えるべきということは反映されていると思いました。展示内容もアップデートできるようになっていたので良かったと思いました。多言語対応は見出しを英語にしているレベルでしたので、その中身を英語にすることが今後できないかと思いました。

佐々木慶子

アテンダントで英語ができる人はいますか?

三浦俊二

いません。実際に外国の方が多く来てからの判断になるかと思います。コスト的なこともあるので。情報としては最新の情報を組み込む形で行っていくつもりです。

佐々木慶子

原発労働者数も出ていたので良かったです。後藤さんはいかがでしたか?

後藤忍

反映させていただいた内容があり、よかったと思います。質問、確認なのですが、早見表の立体表示が原案にありましたが、なくなったのは何故でしょうか。早見表などはどこにあるのでしょうか。

三浦俊二

元々は面積で大きさを表現しようということで原案で作ってありましたが、見た人が分かりにくいのではという意見があり、情報として何mSvとして分かりやすいように変更しました。

後藤忍

放射線管理区域の例えや死亡するレベルなどの表示もなかったが。

三浦俊二

なかったですか。

後藤忍

4回の検討会の場ではまだ原案のままでしたが、どこで変わる判断があったのでしょうか?

三浦俊二

調べないとわかりません。

後藤忍

誤解を招くようなクイズがありました。人工放射線が体内にダメージがあるかどうかという質問の答えが×だった。このようなものはちゃんと読まないと影響ないんだと子供たちは思ってしまう。監修は誰が行っているのでしょうか?

三浦俊二

専門家、アドバイザーの方です。

後藤忍

3点目、原発事故後、年表で一年分は固定されていますよね。その中に安定ヨウ素の話や12月に知事がお米の安全宣言を行った後に汚染米が見つかったということなど、県として教訓とすべき点が抜け落ちている。県の教訓として掲載は考えていないのでしょうか?

三浦俊二

うちの施設は事実をきちんと伝えるということを考えています。都合のよい原子力安全神話を作るのではなく、展示すべてに事実を並べていく。放射線についても表に出されているデータをいいとこだけ取るのではなく、文科省の教材に載っているものを使っています。原子力に依存しないように。原発事故のヨウ素剤の話や教訓らしいものは載せていません。事実を乗せる、原子力に依存しないような。

佐々木慶子

どの部分の事実をということになるのかと思う。その点が違うので私たちも伝えるので、今後検討していってほしいと思います。

後藤忍

固定されたものも変更などしてもらえるのでしょうか。例えばシールなど張るのはどうか?

三浦俊二

シールなどはなかなか難しいと思います。委員の中でも検討していくかと思います。情報だけ戴き、参考にさせていただく形で。

後藤忍

来場者アンケートはあるのでしょうか?

三浦俊二

91日からアンケート箱を用意しています。

川崎哲

今後に向けて改訂する際、大きく抜けているのは除染についての情報だと思います。除染ゴミの影響は環境に対しても問題があると思います。フレコンバックの山があるのが現状だと思いますが、それをどう安定させて処分していくのかという課題について多少出ていたとは思いますが、印象として薄かった。環境のブースでもごみ問題として出てきていなかった。

三浦俊二

除染の情報を見る画面があるので、そういうところにというのもあるかもしれない。更新の機会に仮置き場の管理や市町村が地下水の検査を行っているなど、できるかなとは思います。今やっていることを展示して、住民の方に安心していただければ。

武藤類子

家のそばに置いてある家庭内の除染ゴミをそこに置かざる得ない状況を紹介してほしい。ゴミの分別に放射線ゴミが出てきていないので、それも含めて。

三浦俊二

仮置き場がないので現場保管をしているところが郡山、福島などで多いです。放射線ラボのところで伝えるべきか。どれぐらい情報が入っているのかを確認し、検討したい。私たちの出すゴミについては市町村のルールに沿ったゲームになっているので、除染廃棄物を入れるのは適当ではないのでは。国がやっていることなので、我々がやっていることではない。除染や放射線ではなく低炭素社会などに、我々の出すゴミとして展示している。今の仮置き場の状況について、足りないようだったら見てみて情報を追加するなり、展示として更新するのは数年後になるかと思いますが、私も確認してみます。

佐々木慶子

フレコンバックのある所に帰還しないといけない現実があり、見通しも立っていない。原子力規制委員会委員長は、先日国は当てにならないから市町村で積極的に管理していく方がいいのではないかと言っていた。

遠藤洋

環境汚染などはまだ出ていないので。当初のフレコンバックは問題があったので取り換えています。今のものは強化されている。

三浦俊二

破れているのはブルーシートや遮蔽土嚢です。外から見て破れているのは遮蔽土嚢。心配しなくても。フレコンバックが破れていることは聞いたことがありません。

武藤類子

川内でも出ています。フレコンバックから土が出て草も生えていました。

三浦俊二

それは国直轄ですかね。

佐々木慶子

文字も消えているし、発酵するものが入っているので。

遠藤洋

課題について研究しているので、対策を立てていくように。

佐々木慶子

そのような現実を見せていただきたかった。

三浦俊二

土壌が出ていたというのは、昨年の除染については破れている事例はなかった。

佐々木慶子

これからもよりよい関係を作り続けていきたい。

小渕真理

展示物はトータルメディアの提案が精査されたことになったのですか?

遠藤洋

内容は適切かどうか直して、正確な情報を、専門家の先生の意見を聞きました。

小渕真理

学芸員のような専門家を置くようにしますか?放射線についての。

遠藤洋

運営の仕方を検討しました。今のところ県直営でやる形で決めています。ノウハウはこれまで世界でもないので、県の職員が直接作るというところまで努力をしてきた。外部の事業者も育ってくれば外部という話もあると思うが、今は県が直営でやっていきたいと考えています。県の職員で研究している人もいるので、それで運営していきたい。

小渕真理

専門的な知識を持っていないと、こんなレベルだと言われかねない。

小池光一

映像はどこが作っていますか?

遠藤洋

プラネタリウムでかなりのシェアをとっている五藤光学研究所です。

小池光一

映像がボケているのでもう少し改善してほしい。アドバイザーは誰ですか?

三浦俊二

放射線については長崎大学の高村先生、クイズも高村先生。

遠藤洋

県内の現役の先生やJAの方にも見てもらっています。

小池光一

高村さんの話は違うなぁという考え方がこれまで散見されたので、複数の人が監修した方が良いと思います。

遠藤洋

小学校の先生もいらっしゃります。

三浦俊二

高村先生、JAEA石田特任参与、教育委員会の学校の校長先生、福大の渡邊明先生、いわき明星大の先生、消費者団体の方とか。

小池光一

やはりある程度色々な視点で。

遠藤洋

標準的な数字があり。

人見やよい

3回行きました。非常に面白いなと思いました。あれを見終わった後、広島の資料館に行ったので、広島の資料館を見た後の気持ちになるようになればよいなと思った。しかし、もう原発じゃないんだとということにはならず、楽しかったというのは問題だと思いました。子どもたちにつらい現実を見せても楽しんでもらえない、興味を持ってもらえないかもしれないが、厳しい現実を要所要所に入れてもらいたかった。

遠藤洋

すぐ入ったところには色々辛い情報がある。環境創造センターということで、正確な情報を見てもらいたいということで、今後のアーカイブセンターなどにも生かしていきたい。

人見やよい

福島県の生活の暮らしが変わったこと、健康調査が始まったこと、除染ゴミがある、モニタリングポストがある、福島県だけが語るべきことが展示されていなかった。県民宣言が最初の知事のものではなく、新しいものになっていた。

遠藤洋

内部で検討したのですが、新しいものをということになりました。

佐々木慶子

最初の12311日のはぜひ掲載してください。スペースがあるのは確認しました。

武藤類子

アーカイブセンターはどのようになっているのでしょうか?

遠藤洋

大熊双葉に公園をつくるということで、これがすべての震災、原発の事故を展示するそうです。アーカイブは生涯学習課が担当します。アーカイブの展示内容の検討は、基本構想は終わっており、予算の話も出ているはずです。